【うた☆プリ】愛してるを教えて？【美風藍】

＊決定事項 ページ7

早乙女「グッドモーニングデースエブリワーン！！ご機嫌いかがデースカー！！」

蘭丸「相変わらずとんでもねぇ登場の仕方しやがって……たまには普通に入ってこれねぇのかよ」

早乙女「普通に入ってきてはミーらしくありましぇーん」


シャイニングらしくないって、どんな理屈なの。
でもまあ……確かに一理あるけど……

って、どうでもいいよ、そんなこと。


藍「で、ボクの今後のためって、どういうこと？」


さっきのシャイニングの言葉に対して、単刀直入にそう問いかける。
すると、シャイニングはサングラスの奥の目を光らせて、ボクを指さしてみせた。


早乙女「Mr.美風アンドMs.美桜！！たった今から、パートナーやっちゃいなYO！！」

藍「……は？」


美桜って……彼女の苗字？
パートナー？ボクと、彼女が？


カミュ「ほう。子供同士仲良くできそうで良いのではないか？美風」

嶺二「いいなあアイアイ！！こんな可愛い子とパートナーなんてさあ！！」

蘭丸「女と組むなんざろくなことねぇだろうが、まあ、お前なりに頑張れよ」


……とりあえず、この３人は一旦放置。


藍「お断りだよ」


シャイニングの言葉に、ボクははっきりとそう答えた。
当然シャイニングも驚いてる。


早乙女「ぬぬぬぅ？お断りとはどういう……」

藍「そのままの意味だよ。彼女と組んだところで、ボクにはデメリットしかない。大体、彼女が何処で生まれて、どういう存在なのかもわからないんだよ？そんな状況でどうやって……」

早乙女「基本的には、YOUとなんら変わりありましぇーん。同じ業界にいる、同じアイドルデース」


ボクの言葉を遮るようにそう言うシャイニング。

同じアイドルって、そんな理由で納得するとでも？
確かにボクと彼女は同じソングロボだ。
でも、共通点なんて本当にそれだけでしょ？


早乙女「とにかくMr.美風がなんと言おうと、パートナーの件は決定事項デース！！Ms.美桜のことをちゃんと知りたいなら、ちゃっちゃと打ち合わせ終わらせて、ちゃーんと“二人で”話し合いんしゃーい！！」


そう言うと、マイペースにも出て行ってしまうシャイニング。
何故かまた、壁を突き破って。

はあ……なんでこんなことに……

ため息をつきながら、もう一度Aの方を見る。
こんな状況なのに、相変わらずなんの反応もない。見てる方向も変わってないし。

なんだか、本当に感情のないロボットみたいだ……




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