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2話 ページ3

「Ciao!!日本!」

「こんにちは。イタリア君」

今は日本の家に遊びに来ている。
今日は特に用事がある訳じゃないけど、日本の家の和食が食べたくなったから来た。

「ねぇねぇ日本〜、俺和食が食べたいな〜!」

「そうですね……ちょうどお昼時ですし、少し早いですが食べましょうか。どうぞ、上がって下さい。」

俺は靴を脱ぎ日本の後をついて行った。

「菊さん、お客さんはどうなさったんですか?」

聞き覚えのない女性の声が聞こえた。
とても澄んでいて鈴のような可愛らしい声。

俺は日本の後ろから顔を覗かせて、声のした方を見てみた。

「菊さん、少し早いですけどお昼ご飯食べませんか?掃除してポチ君と遊んでたらお腹すいちゃって…って誰ですか!?」

そこには言葉では表すことの出来ないほどとても美しい人がいた。小柄で髪は腰まである黒髪。瞳はとても美しく青く透き通った目をしていた。

「あ、すみません。言い忘れていました。この方は……「Ciao!とても綺麗だね!俺とお茶でもどう?」被せないでください!」

「ご、ごめん……日本」

「全く貴方という人は……まぁ、良いでしょう。この方はAさんです。訳あってここで一緒に住んでいる方です。」

「……も、申し遅れました!今菊さんが紹介してくれましたが、Aと申します!確か……イタリア……さん……でしたっけ?よろしくお願いします!」

Aと言った小柄な少女は深々と頭を下げた。

「ヴェ!?頭を上げて!!」
俺は少し慌てながら言った。

すると彼女は驚いたような顔をしたが、すぐにニコリと微笑んだ

「俺はイタリア=ヴェネチアーノ!人名はフェリシアーノ・ヴァルガス!好きなように呼んでね!」

「は、はい!では、フェリシアーノさんとお呼びします!」

「フェリでいいよ!長いでしょ?」
すると彼女は照れ臭そうに微笑んでありがとうございますと言った

それから、昼食を食べシエスタしたり散歩に出かけた。Aと過ごした時間はとても楽しくてキラキラしていて幸せだった。







この幸せな時間が崩れようとはこの時の俺は知る由もなかった。

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фата*(プロフ) - エリア51さん» コメントありがとうございます。少しばかりマニアックではないかと不安でしたが、その様なコメントを頂き嬉しいと共に安心致しました。更新頑張りますので、物語の終わりまで暫しお付き合い下されば光栄です。 (2017年1月23日 6時) (レス) id: aa5819e46f (このIDを非表示/違反報告)
エリア51(プロフ) - 10話や11話がとても細かく書き込まれていて、艦が好きな私はのめり込んでしまいました。とても素敵ですね。ご活躍応援しております。 (2017年1月22日 22時) (携帯から) (レス) id: ad264a6ef2 (このIDを非表示/違反報告)
ゆのあ。(プロフ) - 菊桜さん» 読んで下さり本当にありがとうございます!更新頑張りますね! (2016年6月2日 13時) (レス) id: aa5819e46f (このIDを非表示/違反報告)
菊桜 - とても言葉が綺麗だなぁと思いました。凄いですね、お疲れ様でした。これからも頑張って下さい。応援しています。 (2016年6月2日 6時) (レス) id: a6eb43f6b1 (このIDを非表示/違反報告)
ゆのあ。(プロフ) - 成瀬さん» ありがとうございます!更新頑張ります! (2016年6月2日 4時) (レス) id: aa5819e46f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:фата* | 作成日時:2016年6月2日 3時

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