【うらたぬき】しゅがーほりっく。【歌い手】

2話 ページ2

俺がそう言うと、みるみるうちにしょんぼり顔に変わったA


『………どうしても、？』


「うん、どうしても。……ごめんな」


『そっかあ……』


そんな顔されると、揺らぎそうになるのでやめてください


「んー、そうだな……じゃあ一緒にキャスでもする？」


『いいです！しません！！』


「ふはっ、やっぱり」


うらたさん大好きです！
や、
今日もかっこいい…！
といったコメントを見るのがどうやらAは嫌いなようで
ときどき一緒にキャスをすると、終わる頃には見事な膨れっ面


『うー、あー、どうしよ…………1人で観ようかな』


「え、本気で言ってる？」


『え？はい、だってレンタル期限明日までで勿体ないですし…』


「絶対怖くなってキャスに乗り込んでくるに1票」


『ぐっ、、そんなことありません…！失礼ですね』


あーあー、どうなっても知らないからな…

こうなった彼女に何を言っても聞かないことは、3年の付き合いで分かりきったこと
俺はため息をつくと、こっそりツイッターを開いた





浦田わたる/うらたぬき♣@浦島坂田船 @uratasama
今日のキャスはもしかしたらあの子が来るかもしれないので見たくない子は気を付けてね(*´◒`*)
…あいつはホラー映画に手をつけやがった


@___
誰ですかね…？

@___
えっ、もしかしてまさかあの子ですか！？
あの尊い絡みが見れちゃうんですか；；

@___
Aちゃん希望( ◜௰◝ )ﾉ








⿻



次のお話は短編で書いたところを少しリメイクしたので、全く同じわけではないです。

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