終章 ページ46
「＿＿＿＿っていう事件に巻き込まれたんですよねー」
atうずまき。
私は久々に日本を訪れたティナちゃんと、彼女と中学生の頃からの知り合いだという乱歩さん、
それから武装探偵社新入社員の敦君でまったりとお茶をしていた。
「ティナ姉と社長から少しは聞いてたけど、なかなかすごい体験したね、A」
「えっとそれが五年前で……あれ？ ティナちゃんってそれなら十三歳になるんじゃ？」
「「敦君その話はダメだ」」
訝しげな視線をティナちゃんに向けた敦君を、乱歩さんと一緒に食い気味に止めた。
その話にわざわざ触れた太宰治という愚か者が、今右腕を折られて入院している。彼奴学習しないからほんと。
なんか謎のインタビューみたいなことをして、失言をしでかしたみたいだけど、自業自得だな。
『レディに年の話はめっ、だよ！ 敦君』
「あ、うん……そうだね？」
八歳はレディというか女の子なんじゃ、というように首を傾げる敦君だったが、彼にはそれ以上何かを云うつもりはないようだ。
敦君は素直でいい子である。
「それでティナ姉、今回の来日は仕事だね？」
『おっ、さっすが乱歩君。矢っ張りわかっちゃうかー！』
「まあ僕は日本の誇れる名探偵だからね！」
鼻高々に云う乱歩さんを、ティナちゃんがにこにこしながら「おー！」と拍手して褒め称える。
『もしかしたら武装探偵社にも協力を要請するかもしれないから、私が先に日本に来たんだ！
ゆっきーの耳にも一応入れといてくれると嬉しいなっ☆』
「うん、判った！」
ゆっきーって誰ですか、と敦君に聞かれて、私は遠い目になりつつ福沢諭吉社長のことだよ、と答えた。
案の定「えええ……？」という顔をする敦君。
『治兄にも協力してもらわなきゃいけないから、よっしぃは治兄に連絡しておいてほしいなっ！』
今度は私が「えええ……」という顔になる番だった。
……それでも、私が天使のように可愛らしい彼女のお願いを断れるはずも無く。
私はこれから、治の入院している病院を訪れることになった。
……一時間後の私がとてもとても心配です。
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やっさん(プロフ) - 設定ですが、太宰治さん、ティナちゃんの年齢に、触れたために、ティナちゃんにぶっ飛ばされて、行方不明ということで良いでしょうか？。余談、世界一周旅行(^_^;;かな苦笑汗汗。 (2021年10月18日 19時) (
レス) id: a424e1a16c (このIDを非表示/違反報告)
やっさん(プロフ) - それにしても、彼女の、誕生日プレゼントで、10万ユーロ(1200万円)って(大汗)。ポートマフィアの、幹部の給料って、いったい!!。資金源は、あ、一億やそこら、痛くも痒くもないですか〜(汗) (2019年12月2日 20時) (レス) id: fd24bdc7a6 (このIDを非表示/違反報告)
やっさん - さにー☆彡さん» 獄寺さんでしたか。失礼しました汗。余談ついでですが、太宰さんがインタビュー中に行方不明になったところは、ドッゴーン！！！キラッ！・・・滝汗ってところでしょうか？ろくでもない話ですみません笑。 (2019年5月7日 20時) (携帯から) (レス) id: 6ef490f023 (このIDを非表示/違反報告)
さにー☆彡(プロフ) - やっさんさん» いいえ！雲雀さんはあんな喋り方はしません笑獄寺さんです！ (2019年5月7日 18時) (レス) id: 632d3b069c (このIDを非表示/違反報告)
やっさん - さにー☆彡さん» 三十七話ですが、十代目が、沢田綱吉としますと、電話越しに、ティナちゃん？を怒鳴りつけていたのは、雲雀恭弥？さん？でしょうか？ (2019年5月7日 18時) (携帯から) (レス) id: 6ef490f023 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さにー☆彡
| 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.phpこ/hovel/AKOwww1
作成日時：2018年4月30日 9時
