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葵「死んでるわね」
剣城「死んでるな」
狩屋「死んでる」
天馬「死んでるねぇー」
貴「…いいよもう……死んでるもん…」
くそ……みんなして死んでるシャワー浴びせやがって…
葵「まぁでも、確かにそんな部長さんの素晴らしい決心聞いた後じゃ本当のことは言い出しにくいよねぇ」
狩屋「でも井吹先輩は甘いものが苦手な上に、部長さんのことも苦手なんでしょ?どーすんの?」
天馬「バレたら部長さんは激怒して…Aは……追放?」
貴「うわあああああ嫌だああああああああああ」
料理部(家庭科部)を追い出されたら私どうすればいいの?! 帰宅部になっちゃうよ?!
信助「それにしても、まさかAが井吹先輩に気に入られるとはねぇ〜(モグモグ」
輝「僕もそれに驚いた!よかったじゃんAさん!(モグモグ」
信助と影山くんは私の作ったマドレーヌを呑気に食べながら話している
…くそう…他人事だと思って……
葵「それは私も思った!!全校の女子が憧れて、ファンクラブもある井吹先輩にまた差し入れ作れ!なーんて言われたら、私嬉しくって部長さんの事なんか忘れちゃうもの」
貴「あ…葵ちゃん…」
な…なんて小悪魔なの…葵ちゃん……
狩屋「まぁ、もうこれはしょうがないんじゃない?どうせそのうちバレたことだって」
剣城「そうだな。早めにわかった方がいいんじゃないか?」
天馬「だーいじょーぶだって!別に付き合ってるわけじゃないんだし、部長さんと井吹先輩はこれから仲良くなっていけばいいじゃん!なんとかなるさ!」
貴「…天馬がそう言うとなんとかなる気がする」
葵「そうそう!井吹先輩に気に入られるなんて超ラッキーよ?!」
葵ちゃんはそこにしか目がないのね…
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作者名:タケ | 作成日時:2018年4月12日 1時