18話 ページ19
私は…貴方達を守る これが自分で決めた道だから
『…』
「答えろ！お前は…お前はサッチを殺ったのか！？」
今にも胸ぐらを掴みそうな勢いだった。Aは答えずただただジッと立っていた
間を開けてサッチの安否確認をシレッとしていた
そして、白ひげが部屋に入ってきた
「なんの騒ぎだ？」
「親父…」
ハルタの声は震えていた。白ひげは目線をサッチに向ける
「...」
そして、Aを見つめる。どうなんだと目が語っている
Aは鼻で笑って白ひげを見て答える
『さぁ、誰が殺ったんだろうな』
皆はその言葉を聞いた瞬間Aを睨む。今にも刺しそうな勢いで
それでも、Aは顔色を変えない
エースはAの言葉に怒り胸ぐらを掴み上げた
「お前…！」
その目は、信じたいという希望とコイツがやったという恨みを含んでいた
殴りたくても流れないのだろう左手を構えても震えて動いていない
『そんなに知りたいなら教えてあげるよ...サッチを切ったのはティーチさ』
「なんだと…！？てめっぶざけんな！」
その目は完全に恨みへと変わる。今度こそ殴られるそうな勢いで左手を振り下ろそうとするエースを白ひげは言葉で制した
「まて…本当にティーチ殺ったんだな？」
胸ぐらを掴まれたまま、Aは目線をエースから白ひげに向けて睨みつける
『だからそうだと言ってる』
「お前たちが手を組んだ可能性もあるぞ」
『あいにく、手を組んだとしてその相手を置いていく奴とは手を組みたくないね』
胸ぐらを掴んでいたエースの手を払い除ける
Aはサッチを拾い上げ、部屋からスタスタと出ていった
エ「まて！」
サ「A…これで…よかった…のか……？」
サッチは苦しみながらも聞く
私は多分この時強く言ってしまったかもしれない
『喋るな…私は大丈夫だ』
サ「なら…なんで泣いてるんだ……？」
私が？なめた事を聞くな。
私はあの時から泣いてない…
『泣いてない』
サ「そうか…助けてくれてありがとな…」
『あぁ』
私は、これでよかったのか？
間違ってない？
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江華(プロフ) - 泡さん» ありがとうございます！めっちゃ励みになります！ (2020年4月9日 14時) (
レス) id: 7bea1ecf22 (このIDを非表示/違反報告)
泡 - とても面白いです！これからも更新頑張ってください！応援してます！ (2020年4月6日 14時) (レス) id: ce33bd9ddd (このIDを非表示/違反報告)
江華(プロフ) - akane10746さん» ありがとうございます！！こちらこそよろしくお願いします！！ (2019年11月8日 16時) (レス) id: 7bea1ecf22 (このIDを非表示/違反報告)
akane10746(プロフ) - めっちゃ面白いです！今後の展開楽しみです。更新頑張ってください！！！ (2019年11月8日 0時) (レス) id: 8b6a55d887 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：江華 | 作成日時：2019年8月9日 0時
