17話 ページ18
夜食を食べた後、Aも手伝うことにした
『さっ、早くどんな実か見つけるぞ！』
「張り切ってるな！まさか横取りするつもりか！？」
『いや不味いのはちょっと...』
心底嫌そうな顔をしてAは答える
能力が貰えるのは魅力的だが、物凄く不味いと聞く。Aはそれを昔知った為食べるつもりはないのだ
それに、彼女は何の実か知っている
「これは…似てるけど、違うな」
『そうだな』
悪魔の実と図鑑の絵を照らし合わせて確認している
何個か照らし合わせた後、Aは嘘を言った
『私、ちょっとトイレいってくる』
「おう」
きっと彼は1人の時に狙うだろう。そう考えたAは一度サッチから離れた
彼の様子が見えて尚且つ比較的近い場所に座る
その瞬間
『ぐっ！？』
思いっきり頭を殴られた。後ろから
まさか自分に来るとは思っていなかったのが気づかなかった理由だろう
少し意識が朦朧としかけている自分の頬を軽く叩き彼の元へ走った
『っ！』
彼を庇い背中を傷つけられた。Aの顔が頭で歪む
「何すんだ！A大丈夫か！？え...？」
サッチは呆然とする。その相手はティーチなのだから。
こんなにも早くに来るとは思ってもみなかった
『サッチ！悪魔の実を貸せっ！』
「嘘…だろ」
『クソっ...悪魔の実はやる。彼は殺すな』
彼は自分の顔を見られた。という事は言いふらされては困る。
要は渡したとて生きれるかは分からない
ティーチは唖然としているサッチに向かって鉤爪をふった
Aに返り血がつく
フラフラと立ち上がり彼を睨みつける
『っ…海に叩き落としてやる』
「お前は簡単に殺せなさそうだ。コイツと違ってな」
ティーチは笑いながら部屋から出ていった
追いかけて斬りつけたい気持ちもあったが今は切られたサッチを手当てしなければならない
『大丈夫か！？まだ息はしてる…』
とりあえず息をしている事に安堵する
だが、騒ぎを聞きつけたのかドンドンと足音が聞こえる
「おい！どうした！…！！」
「どうしたの！？…な、なにを」
そんな驚く事じゃない
エ「A…お前サッチを…」
違う…
そうか私は裏切り者...か
はなっから海軍が海賊と仲良くなってはいけない。これが普通…例え辞めていても
でも、一緒にいた時は演技じゃないよ
本心…例えこの思いが届かなくとも
貴方達が私を裏切り者だと思っても
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江華(プロフ) - 泡さん» ありがとうございます！めっちゃ励みになります！ (2020年4月9日 14時) (
レス) id: 7bea1ecf22 (このIDを非表示/違反報告)
泡 - とても面白いです！これからも更新頑張ってください！応援してます！ (2020年4月6日 14時) (レス) id: ce33bd9ddd (このIDを非表示/違反報告)
江華(プロフ) - akane10746さん» ありがとうございます！！こちらこそよろしくお願いします！！ (2019年11月8日 16時) (レス) id: 7bea1ecf22 (このIDを非表示/違反報告)
akane10746(プロフ) - めっちゃ面白いです！今後の展開楽しみです。更新頑張ってください！！！ (2019年11月8日 0時) (レス) id: 8b6a55d887 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：江華 | 作成日時：2019年8月9日 0時
