３３話 ページ38
レオナルドside
ﾚｵ｢A、どうしたの? ｣
彼女の兄であるユナンさんに頼まれた以上はやるしかない
貴｢私に、こんな能力が無ければ…皆に迷惑を掛けなかった。アル･サーメンとの接触も無かったし、ユナン兄に転送されることも無かった!!｣
僕の声は耳に入っていないようだな
まあ…でも、僕にもミシェーラという妹がいる。こう言っては自慢話にしか聞こえないけど泣きじゃくってたことがしょっちゅうあったから宥めるのは得意な方だと思う
ﾚｵ｢落ち着いて。話を聞いて。怖がらなくていいから｣
周りの皆は…固唾を飲んで見守ってる
咄嗟にユナンさんが口を開いた
ﾕﾅ｢ルフが白くなればいい。それさえしてくれれば後は僕がどうにかするさ。完全に堕転する前によろしくね。無理なようなら、強制的に白く戻すから｣
ユナンさん、プレッシャーヤバイんですけどー!!
どうしよう…
どうしよう…
悩んでいると、とあることが思いついた
ﾚｵ｢いくら話し掛けても無駄なら…、こうするまで!!｣
次の瞬間＿＿＿
僕はAの腕を無理矢理引っ張り、キスをした
貴｢…レ……オ………?｣
ｻﾞ｢ラッキー、撮っちゃお｣
キスをしている間、背後からSS先輩の声とカメラのシャッター音が何度も聞こえたのは忘れよう
ﾚｵ｢A、こんなときで悪いけど…伝えたいことがあるんだ。僕は…君が好き。どうしようもなく。だから………駄目かな?｣
貴｢でも、私は……っ!?｣
僕がキスをした一瞬だけ、黒い鳥の数が減った。もう増えさせない
彼女が反論しようとしてるのを気にせず今度はきつく抱きしめた
ﾚｵ｢君のお兄さんやクラウスさん達が心配しているから、元に戻って?｣
返事が聞こえるまでずっと抱きしめた
貴｢……分かった。あと……………私もレオのこと大好きだよ｣
今日は変なハロウィーンだった
続く (更新停止中)
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大春 - フルートって8小節吹くだけですぐにつば溜まるんですよね、つば抜きどうしてるんですか (2017年3月5日 22時) (
レス) id: 54bfc2220d (このIDを非表示/違反報告)
神木 - とても面白いです！マギも血界戦線大好きなので更新待ってます！頑張って下さい!!! (2016年7月26日 22時) (レス) id: 0fb7041725 (このIDを非表示/違反報告)
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