峡谷の守人の妹は元ニューヨークへ飛ばされて…

１７話 ページ22

夢主side


またブラッドブリード…

生まれつきの地獄耳で爆発音が鼓膜が裂ける位に聴こえたのと、クラウスさんたちの声がやけに沢山聴こえたのだから緊急事態なのだろう

貴｢"転送魔方陣"!!｣

ツェッドさんとレオを目的地まで転送する

ﾚｵ｢行ってきます!!｣

ﾂｪ｢同じく｣

ツェッドさん、冷静だなー

貴｢2人とも死なないでねー。あと、転化も｣

私は後から向かうことにした。片付けもあるし

貴｢ルフがざわめいている…｣

私はライブラの皆の無事を祈りつつ、片付けをする

*数分後*

貴｢よし、行こう｣

転送魔方陣で現場まで移動した

貴｢どうか…彼らに神の御加護があらんことを｣

実は…私の持ってるこの杖、アルマ･トランの時代のなんだ。確か…"抵抗軍"の誰かのだよなぁ。えっと、アルバではなく、シバでもない。ソロモンでもない…

うーんと……

貴｢!!セッタだ!!｣

昔…私はセッタが聖教連に倒されるときの夢を見たんだ。それで、何故かセッタにこの"神杖"を託された。

起きたらベッドにその杖があって…不思議だったなぁ

貴｢あ、皆いた!!｣

私は杖を構えた

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