峡谷の守人の妹は元ニューヨークへ飛ばされて…

プロローグ ページ3

夢主side



貴｢ユナン兄、大丈夫…?｣

ﾕﾅ｢大丈夫だよ。ここには僕がいる。それに…君が死 んでしまっては、この世界にどんな影響が及ぶのか心配なんだ｣

ユナン兄は私を抱きしめた

あったかい…

貴｢私も、ユナン兄のところに残りたかった｣

ﾕﾅ｢それはだめだよ｣

貴｢何で?｣

涙で視界がにじむ

ﾕﾅ｢いつも言ってるじゃないか。君はこの世界の存続を左右する存在だって。アル･サーメンの魔の手が迫っている今、そんな君はまだ死 んではいけないんだよ｣

ユナン兄…

ﾕﾅ｢それじゃ、いくよ!どこに飛ばされるかはわからないけどここよりは安全であることを保証するからね｣

ユナン兄は魔法を使い、私をどこかへ飛ばした



ﾕﾅ｢さようなら。また会える事を願ってるよ｣

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