１５話 ページ20
夢主side
レオの手を引いて公園へ来た
すると、人混みができていた
貴｢人混みだ…。真ん中に人がいるよ｣
ﾚｵ｢ああ、あの人はね、僕達と同じライブラの1人だよ。ザップさんの弟弟子にあたるんだけど…、名前はツェッドさんって言うんだ｣
するとツェッドさんという人の声が聞こえた
ﾂｪ｢斗流血法シナトベ…風編み｣
彼がそう言うと、紙でできた蝶々が風で舞う
ふわふわしてて、太陽の光を反射して輝くルフに見えた
レオが説明を続ける
ﾚｵ｢ザップさんのは炎を自在に操るんだけど…弟弟子のツェッドさんは風を自在に操れるんだ。凄いでしょ?｣
なぜかレオは苦笑していた
私はそれを理解した。恐らく…｢僕にもこんな力があったら良いなぁ｣と羨ましがっているのだろう
貴｢そうなんだ。風と炎は相性抜群だもんね。じゃ、ツェッドさんに負けじとこっちもやろう!!あ、わかってると思うけどバトルじゃないよ。フルートフルート｣
私はあえて人混みの遠く離れた場所でフルートを吹き始めた
曲は…誰もが聴いたことのある曲
某夢と魔法の国の人魚のUnder The Seaとやらだ
貴｢人混み、奪っちゃうぞ〜♪｣
夢中でフルートを吹いていると自然と人混みが私の方へと移る
吹き終えると歓声と割れんばかりの拍手が向けられた
ﾚｵ｢凄いよ!!あっという間にいっぱい人が集まっちゃった｣
私はレオに褒められて少し照れくさかった
｢誰だありゃ｣
｢べっぴんさんだなぁ｣
｢フルートの天才あらわるってか?｣
すると、ツェッドさんとやらから声がかけられた
ﾂｪ｢素晴らしい演奏でしたね｣
貴｢いえいえ…。お褒めいただき光栄です｣
ﾂｪ｢そうですか。あ、申し遅れました。ツェッド･オブライエンと申します。よろしくお願いしますね｣
そう言うとツェッドさんは手を差し出したので、私は握手をした
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大春 - フルートって8小節吹くだけですぐにつば溜まるんですよね、つば抜きどうしてるんですか (2017年3月5日 22時) (
レス) id: 54bfc2220d (このIDを非表示/違反報告)
神木 - とても面白いです！マギも血界戦線大好きなので更新待ってます！頑張って下さい!!! (2016年7月26日 22時) (レス) id: 0fb7041725 (このIDを非表示/違反報告)
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