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無花果「ここまで近づくのを許すのは、お前だけだということをよく理解するのだな。」






そう、カコイちゃんは男のことを、下郎共とか、野蛮な男どもって言ったりとか、あんまり男に対して風当たりが良くない。






だけど、俺だけは特別。










カコイちゃんが、実質関わっていなかったとしても、当時の部下が起こした不祥事の【被害者】がこの俺だからだ。







そして、カコイちゃんは、俺を【助け出した】と同時に、部下の犯した罪を【代わりに償っている】のだ。





まぁ、その部下すらも俺が始末したからな。





ま、そういう訳で、カコイちゃんは俺に対してだけは甘々ってわけよ。








無花果「…… 要件を簡潔に話せ。私はお前に構っているほど暇ではない。」





A「そんな事言って、俺が来るの分かってたろ?




…… 例の誘拐事件だよ。あれ、完全に俺目当てだろ?



外に居たら完全に捕まりそうだから、暫くカコイちゃんに護ってもらおうと思ってさ。」








俺がそう言うと、カコイちゃんは、一瞬だけ顔色をくもらせる。









そう、出会った時からそうなんだ。







たまに、カコイちゃんは俺に対してそういう顔をする。




酷く、俺の身を案じているような顔。






A「…… カコイちゃん?」




再度俺が声をかけると、いつものキリッとした表情に戻る。




無花果「分かった。お前の事は私の名にかけて護ってやる。




その代わり、お前が嫌いな【監視生活】になるぞ?」



A「構わないよ。俺、なんでか知らねぇけどカコイちゃんに縛られるのは、あんまり嫌じゃねぇみたい。




…… あ、プレイの話じゃないからな?」





俺がそう茶化すと、カコイちゃんは呆れたように鼻で笑う。




でも、カコイちゃんの俺を見る瞳は、なんだか優しいものだった。









そうそう、俺がカコイちゃんに対する感情って、



あー、なんかお母さんがいたらこんな感じなんだろうなーっていうので、







カコイちゃんは、俺にとって母親みたいで、姉貴みたいな存在って感じかな。






A「それじゃ、信用してるぜ、カコイちゃん。」

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アルビリオン - 妹に怒鳴りたい姉さん» お気になさらず^^御姉妹で読んでいただき感激です。もし宜しければ妹様と愛読して頂ければ幸いです。 (2018年12月15日 23時) (レス) id: af242a96d1 (このIDを非表示/違反報告)
妹に怒鳴りたい姉 - すみません!妹が私のスマホでコメントしてしまったので先にまず謝ります!妹はヒプマイのことを全然知らないのに知った気になってるにわかなんです。作者様本当に申し訳ございません。読者様も申し訳ございませんでした。 (2018年12月15日 21時) (レス) id: b33addfcfc (このIDを非表示/違反報告)
好きだからこそ厳しく - ひふみんは独歩さんのことを君付けで呼んでないです。ひふみんは独歩!って呼んでます。読者も何故に気づかない、、、 (2018年12月15日 21時) (レス) id: b33addfcfc (このIDを非表示/違反報告)
apipe - めっちゃいいとこで終わった(´・ω・`)続き待ってます! (2018年11月28日 15時) (レス) id: 6a53dc23ed (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:アルビリオン | 作成日時:2018年11月20日 2時

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