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A「お、俺、用事済んだから帰る。」





俺は、その場から逃げるように走り去った。










…… すっげ顔あつい。恥ずかしい。








まず、俺が他人に対して照れるなんて初めてすぎて死ねる。



俺、…… なんか受けみたいな反応だったじゃん。







あー!!はっず!!しばらくのんちゃんと顔合わせらんねぇ……





俺が道をフラフラ歩いていると、突然後ろから誰かに抱き締められた。






は?急になんだよ…



まぁ、この抱きつき方は一人か。





乱数「A〜!やっと会えたぁ♪




もぉ、今までどこに行ってたの?ずっと探してたんだよ?」





俺の背中に飛び乗るような形で、俺の耳元で甘えるような声を出す。





A「…… でっけぇ声で名前呼ぶんじゃねェ。ぶっ殺すぞ。」





乱数「ねぇねぇA〜。これから二人でデートしようよー♪」





あまりにも俺の意見を聞き入れないため、俺はそのまま背負投をしてやった。





A「オイ、名前呼ぶなって言ったろ。




他の人間にお前の可愛さは通じても、俺には通じねぇからな。






俺は、お前の事を一度も可愛いだなんて思ったことねぇしな。寧ろ怖いくらいだよ。」




そう言ってあまちゃんをおいて行こうとした瞬間、また後ろから抱き締められる。



乱数「…… ごめんね、もう呼ばないから。だから、もっと一緒にいたいよ…



お願い、…… ダメ?」


A「ダメ。」





…… コイツ的には最上級の甘え方だったらしく、俺に断られ舌打ちをした。




だが、あまちゃんは俺の腕を強引に引き、無理矢理連れていこうとする。



A「おい、やめろ。お前とデートなんかしねぇってば!




ちょ、意外と力強っ、…… おいっ!」




乱数「だって、こうでもしないとまた会えなくなっちゃうもん♪







………… 絶対に逃がさないよ?」




そう言い放ったあまちゃんの顔は、先程の可愛らしい顔とは似ても似つかない【男】の顔をしていた。





…… 嗚呼、その顔は、
















俺は、反射的に身体をびくつかせてしまった。




その顔、嫌い…… 昔を思い出す。







昔と言っても、そんなに過去の出来事でもないのに……






俺の、忌まわしい過去を引きずり出すその顔、……

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アルビリオン - 妹に怒鳴りたい姉さん» お気になさらず^^御姉妹で読んでいただき感激です。もし宜しければ妹様と愛読して頂ければ幸いです。 (2018年12月15日 23時) (レス) id: af242a96d1 (このIDを非表示/違反報告)
妹に怒鳴りたい姉 - すみません!妹が私のスマホでコメントしてしまったので先にまず謝ります!妹はヒプマイのことを全然知らないのに知った気になってるにわかなんです。作者様本当に申し訳ございません。読者様も申し訳ございませんでした。 (2018年12月15日 21時) (レス) id: b33addfcfc (このIDを非表示/違反報告)
好きだからこそ厳しく - ひふみんは独歩さんのことを君付けで呼んでないです。ひふみんは独歩!って呼んでます。読者も何故に気づかない、、、 (2018年12月15日 21時) (レス) id: b33addfcfc (このIDを非表示/違反報告)
apipe - めっちゃいいとこで終わった(´・ω・`)続き待ってます! (2018年11月28日 15時) (レス) id: 6a53dc23ed (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:アルビリオン | 作成日時:2018年11月20日 2時

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