検索窓
今日:4 hit、昨日:23 hit、合計:29,641 hit

35 ページ36

子規「…………… おーい、この状況で考え事?



妬けちゃうなぁ…………」



ぁ、まだ居たんだ。




遙希「無能なヤツらの面倒は疲れるのよ。



特に、貴方みたいなすぐ女に手を出すようなやつは、ね?」



俺は不敵に笑ってみせると、







かえってそれが、こいつの何かを刺激するハメになってしまった。




子規「いいねぇ、すっごく魅力的だよ。



本当に、俺の物にしたくなっちゃった。」


遙希「生憎、私は多情な方は嫌いなの。


一途な方がいいわ。」




朔空「へぇ、それってもしかして俺の事かなぁ?


ハールちゃんっ?」




海部を思っきり突き飛ばした麗は、俺の身体を愛おしそうに抱き締める。




朔空「俺のハルちゃんに手を出さないでくれるかなぁ?」



麗は、俺の耳元で話し始める。








ちょっ、やめろっ………………






まって、………… 息が、……… 耳にッ、!






朔空「ねぇー?ハルちゃ…………」








遙希「……………… ひゃぅ、………」













………………………









変な声出た死にたい。




二人固まってる死にたい……… ッ!!!





朔空「………… へぇ、もしかして。耳弱いの?」





虚ろな目で俺の耳にわざといきっぽく話す麗





遙希「……………… ぅっ、ひっ、




ゃめっ、…………… ごめっ、なさっ、!」






わけも分からず、声が抑えられない。





子規「なるほどねぇ。クールな君でも、



あんなに可愛い声が出るなんて…………」





恥ずかしすぎて死にたい……… ッ!!




やだ、触るなっ………… !!




遙希「……… っ!!






離せこのバカッ!!!!!」




俺は麗を怯ませるために、後ろに後退し




麗を壁に押し付ける





痛みで麗の腕の力が緩んだ隙に、俺はその場をダッシュで立ち去った。





*********





はぁっ、………… はぁっ、はぁ、…………







まずい………… 完全に過敏になってる…………




落ち着け…………… 落ち着け………… 落ち着けッ、!

























俺が心を落ち着かせている時、








背後から聞き覚えのある声が聞こえた。

36→←34



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (44 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
80人がお気に入り
設定タグ:アイチュウ , 男主
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:アルビリオン | 作成日時:2017年7月11日 9時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。