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マレウス「…… ふむ、仕方が無い。



同郷同士、仲良くするといいよ。では、後に【部屋】で会おう。」






そう言い残して、まるで消えるように去っていった。




フロイド「………… ちょっと、【部屋】で会おうって何?」



フィリウス「ん?何でか知らないけど、マレウスさんと同室なの。」






その言葉を聞いた瞬間、三人が思い切り立ち上がる。





アズール「職権乱用ですよ!?フィルも何故嫌がらないのですか!?」



フィリウス「あ、やっぱり変なんだ〜。



でも、何だかんだでまだ手助けが必要だから、いいかなぁって。」





そう言いながら三人が持ってきてくれた食事を頬張る。




ジェイド「………… あの人、抜け目ないですね。」



フロイド「マジでありえねぇ……。ずりぃんだけど。オレだってフィルぎゅってしながら寝たいし。」



アズール「流石に同室なのは納得いきませんね。後で直訴します。」







わはぁ、陸の食べ物ってこんなに美味しいんだ〜。




凄い、これとか美味しい。






フィリウス「あ、ねぇねぇ。これってなんて言う料理?すごい美味しい〜。」



三人に問掛けると、





ジェイド「嗚呼、それは【タコ】の唐揚げです。」



アズール「んなぁッ!?」







フィリウス「……………… ほへぇ、アズールの唐揚げ。」


アズール「僕じゃありません!いや、僕もタコですけど、…… でも僕じゃありませんからね!?



ちょっと、僕を見て涎を垂らさないでください!!」





アズール………… じゃなくて、タコってこんなに美味しいんだ。知らなかった。




そう言えば、ウツボはタコが好物じゃなかったでしたっけ?









………… お前ら良く仲良くいられるよな。喧嘩とかで食い散らかし始めるとかないよね?大丈夫だよね?






フィリウス「…… 私、これが好物になりそうです。」




フロイド「こっちは、たこ焼きって言うんだよ〜。食べてみ?超美味いから〜。」





そう言いながら、フロイドがドンドン口の中に食べ物を放り投げてくる。






そんなにいっぱい食べれないよ…… !







ジェイド「フィル、口の端に食べカスが付いていますよ。


全く、稚魚みたいですね。」



そう言って、ジェイドは私の口元をぺろりと舐めた。

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アイ(プロフ) - ほんとにこの小説が好きになりました!!これからも更新頑張ってください!応援してます!!! (2020年5月25日 17時) (レス) id: 55b4dc7f28 (このIDを非表示/違反報告)
ライ(プロフ) - ぇぇえええめちゃめちゃ好きです!これからも頑張ってください!応援してます! (2020年5月25日 16時) (レス) id: 51d12970b5 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:アルビリオン | 作成日時:2020年5月25日 1時

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