横浜の超絶美少女 実は超強かった

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『ああ、イケメンって辛い…』

「急にどうしたんだよ」

『玲翔だって、左馬刻だって、銃兎だって、理鶯だって、神宮寺先生だって、イケメンは神々しいなーってな』

「美少女だって神々しいだろ？」

『私は神々しいじゃ済まないから？』

私は神々しいなんてものじゃないのよ

おほほほほほほほほほほ

私が巫山戯て大笑いしていると、神宮寺先生の友人らしき二人が入って来た

「無理無理無理無理、マジで女の子無理っ！」

「一二三…、くっ付くなよ。歩きにくい…」

やばいヤツらかな？？

個性的過ぎるんじゃない？？

私の知り合いは一体どれだけの変人が……

考えるのは辞めよう

自分までヤバい奴に思えて来るからさっ☆

「あれ…？女の子居なくねって、居るじゃんっ！！あれ…でも俺っち平気なんだけど〜wwあ、もしかして君男の(((「一二三黙れ」」

「騒がしくてすいません…麻天狼三番手観音坂独歩と申します。一二三がこんなに五月蝿いのは今までちゃんと俺が言って来なかったせいで…俺のせいなんです。俺のせい…俺のせい」

待ってよっ…やっべぇ奴と出会ってしまったなこれは

「俺っちは〜ホストの伊弉冉一二三っす！！！まてんろーの二番手でっす！女の子が苦手なんすけどー、なんか君は大丈夫みたいっ！」

失礼じゃない！？ねぇ！？

私が女子っぽくないって言いたいんデショ！！

「おめぇ、俺の女に何言ってんだよ あ"ぁん？」

「やべぇよ、独歩ちんっ！！」

「一二三…巫山戯るな…喧嘩を売るんじゃない！！ああ、これも俺のせいって言うのか……一二三が礼儀を覚えてないのは俺のせい…碧棺左馬刻さんに喧嘩を売られたのも俺のせい…全部全部、俺が…俺が悪いんだな……」

伊弉冉一二三って言うホストもヤバいけどこの人本当に…大丈夫？

鬱……？もうだんだん不安になって来ちゃったよ！ねェ！？

「ふふふ、Aちゃんと独歩君達が話しているのは面白いね」

『先生…大丈夫？ねェ、大丈夫ですか？？』

「心配しなくても大丈夫だよ。左馬刻君も、突っ立って居ないでAちゃんの帰宅の準備を手伝ってあげなさい」

「ああ、A手伝う」

『サンクス…えっと、伊弉冉一二三さんと、観音坂独歩さんですよね…？左馬刻の彼女の菅原Aです。よろしくお願いします』

「よろよろ〜」

「一二三っ！よろしくお願いします」

差が…っ！挨拶の丁寧さの差が…


今日一日で人間の個性の恐ろしさについて痛感した私であった

ちゃんちゃん

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