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#502 我慢する! ページ10

「しかし、君はその、
男性恐怖症ではなかったのか?」

都希はキメツ学園の高等部に編入してすぐの
十五歳の時、保健室で具合が悪くて休んでいる時に
男子生徒に襲われ、未遂であったが、
その時のことがトラウマになり、
PTSD(心的外傷後ストレス障害)を発症してしまい、
男性恐怖症になってしまった。

ふたりきりで男子と話すことすら
無理だったが、それから二年経った今は
なんとか大丈夫になっていた。

そんな時、令和から大正にタイムスリップ
してしまい、煉獄と出会い、アプローチされ、
煉獄が奥手だったのも手伝って、
少しずつ心がほぐれて、緩んでいき、
今は彼と夫婦となっている。

「クラスの男子は私を腫物のような目で見て
関わらないようにしてたけど、泰夢くんと武くん、
そして委員長の安藤穣治(じょうじ)くんは
私に普通に差し障らない感じで
話かけてくれてたの」

「いわゆる恩人なのか?」

「そうね。でも杏寿郎さんが
嫌ならもうあの人たちと口はきかないわ」

都希はしゅんと残念そうに言った。

(いやいやいや!!
他の男と口をきくな、なんて
俺は心が狭すぎだろう!!
器が小さすぎだろう!!
そんな風に思われるのは駄目だ!!)

煉獄は焦った(笑)

「都希!」

「はい!?」

至近距離で名前を呼ばれて
都希ら思わず返事をした。
 
「俺は大丈夫だ!!」

「はい?」

(なにが大丈夫なんだろう?)

都希は首を傾げた。

「だから、その、あの
アトランティス人たちと交流を持って
大丈夫だ!!」

「大丈夫なの?
我慢してない?」

首を傾げて顔を覗き込む都希に、

(うおおおおー!!
可愛すぎるだろ、都希ー!!
もう、なんでも我慢するぞー!!)

「じゃっ。
今夜は我慢しなくてもいいわ。
気絶するまで付き合うわよ♡」

「は?」

都希の言葉にきょとんとする煉獄であった…

♪───O(≧∇≦)O────♪

心が狭すぎるのを反省した
煉獄さんでありました。

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次回の更新は
4月12日の20時、
#503 スウィートルーム
の一話のみの更新です。

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設定タグ:煉獄杏寿郎 , 鬼滅の刃 , 夢小説   
作品ジャンル:アニメ
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作者名:ミーニャ | 作者ホームページ:https://www.pixiv.net/users/8107694/illustrations  
作成日時:2022年4月4日 19時

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