友人(無惨視点) ページ3
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『さぁ無惨様私が来ましたよ!今日もお喋りしましょう!
うーわ!今日も顔色最悪ですね!』
気持ち悪いくらい白いです!何て満面の笑みで言ってきたのはAとか言う女だ。(こんなにも笑った顔が癇に障るのはこの女くらいだろう。)歳は俺よりも幾つか下らしい。
何やら父に毎日俺と喋るようにと言われて、今日も今日とて来たらしい。
「鬱陶しいな。」
『はあ!?あんた、友人ですよ私!その友人に鬱陶しいってどういう事です!?』
友人。
そうか、そうだった。
何を血迷ったのか俺は昨日此奴と友人になったのだった。
気まぐれだった。
本当に、それだけだ。
「あぁ、そうだったな。
なら私の事は無惨と呼べ。後敬語も要らぬ。」
友人とはそういうものだろう。俺がそう言うと女の顔は見る見る青ざめていった。
『え?殺しません?』
「どうしてそうなる?」
この女、薄々気づいてはいたが、馬鹿だ。
『い、いや〜!だってあの無惨様ですよ?冷酷無慈悲な無惨様!そんな無惨様が……ヒェッ!そんな睨まないで!』
「二度と言わすな、私の事は無惨と呼べ。」
『わ、分かりました。…あ、いや分かったよ…………………無惨。』
その日から女は俺の事を無惨と呼び始めた。
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私の中の勝手な妄想ですが、無惨様は人と喋る時は[私]ですが心の声は昔は[俺]だと良いなとか。有り得ないか……。いや、でもこれは夢だ。私の夢だ!皆の夢だ!だから誤字じゃないです。そういう設定です。捏造です。
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みーな - マジレスのようになってしまうのですが、平安時代の女性は一般的には他の男性に顔を見られたらその人と結婚しなければならないそうです。あまり物語が時代と一致してないように感じました。でもとても内容が面白かったです!きつい言い方になっていたらすみません、、、 (2020年5月29日 22時) (レス) id: ad46730e86 (このIDを非表示/違反報告)
mito(プロフ) - すっごく好きなので更新お願いします!一つ聞きたいのですが、この話は完結しませんよね?しつこいようですが、もし、完結してないのでしたら更新お願いします!楽しみにしていますよ (2020年4月15日 14時) (レス) id: ebda06392e (このIDを非表示/違反報告)
イツキ - こういうお話すごーく好きです。応援しています! (2020年2月28日 22時) (レス) id: a90c8d5aa0 (このIDを非表示/違反報告)
よしの(プロフ) - muitirou?さん» まずは見て下さってありがとうございます!そしてお気に入り登録ありがとうございます!沢山更新します!書き殴ります! (2020年2月15日 0時) (レス) id: 13b10a50cb (このIDを非表示/違反報告)
muitirou?(プロフ) - お気に入り登録しましたー!たくさん更新してくださーい! (2020年2月14日 23時) (レス) id: 2ddfbc574e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:御薙(みなぎ) | 作成日時:2020年2月13日 23時