有閑倶楽部

episode14 ページ17

Yourside




てことで、男山の散歩だー！




大好き！男山の散歩！




ても、もうかれこれ一時間ぐらい歩います。



魅「お前何時間歩くんだよ、もういいだろ〜！」



貴「ふふっ、分かった、男山怒ってるんでしょ？」




魅「は〜、なるほどね〜。」




その時、





？「キャーーーー」









声がする方を見ると女の子と、男の人達が！





魅「やべーな。」



そう言って、男の人とケンカする魅録




私は女の子のところに





貴「大丈夫？」



女の子「うん。ありがと。」



貴「あなた、名前は？」



女の子「椎名早希」



貴「私は、西園寺A」



貴「あ！魅録。」



魅「おう、」



貴「大丈夫？怪我ない？」



魅「大丈夫だから、心配すんな。」




貴「あの人達は？」



魅「逃げられた。けど、車に発信機つけたから今夜行くか、」



貴「うん！」




早「あの、」



貴「あ！紹介するね！こっちが松竹梅魅録であそこにいるワンちゃんが男山だよ。」




早「そうなんだ。助けてくれてありがとう。」




魅「いや、別に。ケガは？」



早「大丈夫。」




貴「ねぇねぇ、早希ちゃんのワンちゃんはなんていうの？」




早「シェリーだよ。」



貴「そうなんだ！可愛いね！」



魅「A！何回も言うけと、走んなよ。」



貴「うん。わかってます！あ！そうだ、早希ちゃん、私達、送ってくよ。」



早「いいの？」



魅「まあ、Aが言うなら、」



早「ありがと。」





そして、帰り道



早「あの男達、神奈祭には出るなって言ったの。出られないようにしてやるって、」



魅「そっか、」





親身になって、聞いてる魅録を見て胸がズキズキした。




なんだろ？なんか、やだな。




早「あ！ここだから、もう大丈夫。送ってくれてありがとう。」



貴「ううん。でも、こんな大きな家だったら、シェリーも思いっきり遊べるね。」



早「うん。でも、もうすぐでてかなきゃいけないの。」



魅「なんで？」



早「父が事業に失敗して、ロンドンに引っ越して新しい事業を始めっていうの。」




魅「そうなんだ。うまくいくといいな。」



早「うん。ありがと、じゃね！」



そう言って中に入った。



すると魅録が、


魅「お前、シェリーに惚れたろ？」



男山「ワンッ！」



貴「そういう魅録こそ、早希ちゃんに惚れたでしょ？」



魅「なっ、何言ってんだよ。いくぞ！」



うわ焦ってる、悲しいな。


なんだろ、この気持ち。

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