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生徒に会わないために少し電車で遠出。と言っても映画館に行くだけだが。映画館なんて近くにあるのにそれでも まあ、センラくんとこうして電車に乗るのも悪くないな なんて。がたんごとん という揺れが心地よく 少し かくん となってしまう。……昨日 夜遅くまで服とか選んでたもんな なんて考えていれば隣で少し笑っているセンラくん。
「 何 」
と聞けば
「 眠いんやったら肩貸したるで 」
と 少し面白そうに自分の肩を ぽんぽん と叩きながらそう言ってくるセンラくん。ならお言葉に甘えて と言いセンラくんの肩に頭を乗せれば「 えっ 」なんて驚いた声。
「 ……センラくんから言ったんじゃん 」
「 え、いや、あの そうやねんけど…… 」
おやすみ そう言えば「 ちょっと待て？！ 」なんていうセンラくんの声。でもそれよりも眠気の方が勝って。昨日いくら楽しみだからって少し張り切りすぎたかな なんて反省。センラくんの呆れたような溜息と同時に「 _______ お休み 」なんていう優しい声を最後に私の意識は飛んでいった。
＊
とんとん と肩を叩かれる。まだ少し夢の中 目を開けばセンラくん。どうやらもう駅に着いたらしく まだ眠い目を擦りながら何とか起き上がる。
「 ……おはよう 」
「 うん、おはよう。ほな行こか 」
そう言って私の腕を引っ張り私の先を歩くセンラくん。……それにしても こうして見るとセンラくんの背中って大きいんだなあ。まさか " 恋人 " としてセンラくんの背中をこうして見ることになるとは。前までの私だったらそんなの考えられないだろう、というより考えてもいないだろう。
( ……あの時はまださかたんに未練しか無かったからな )
そんな事を考えて、やめる。今はセンラくんと一緒に居るんだ。さかたんの事は忘れ、……ないけど忘れよう。うん。そう思いセンラくんの後をついて行った。
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高瀬その(プロフ) - Air-さん» ひい、嬉しい…有難う……；； (2017年11月27日 1時) (
レス) id: c56a2fa634 (このIDを非表示/違反報告)
Air- - そのちこれ最高だよ… (2017年11月26日 0時) (レス) id: a1b877d6ed (このIDを非表示/違反報告)
高瀬その(プロフ) - ririさん» そう言ってもらえて嬉しいです；；もっと続きが気になるようなお話を書けるように頑張りますね…！（？） (2017年11月26日 0時) (レス) id: c56a2fa634 (このIDを非表示/違反報告)
riri(プロフ) - とても面白いです！続きが楽しみです´`* (2017年11月20日 23時) (レス) id: 03ef9af3da (このIDを非表示/違反報告)
高瀬その(プロフ) - 初音さん» こちらにもコメント有難うございます〜！；；れ、連打ですと…？！なら159票分の評価は全て初音様が…？！！？（ 違う ）最高と言ってもらえて嬉しいです有難うございます〜（；；）！これからも初音様に最高だと思ってもらえる様に頑張りますね！（？） (2017年11月20日 18時) (レス) id: c56a2fa634 (このIDを非表示/違反報告)
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