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「 みーちゃった 」


にやり 、
何かを企んでいるような笑みを浮かべ私を じっ と見るセンラくん。お昼休み、屋上。私が唯一一人になれ、煙草を吸える時間。

本当は教師がこんなことをしてはいけないなんて知っているが我慢出来ないものは仕方が無い。………の、だが


それを生徒に見られたとしたなら話は別だ。
ましてや、何を考えているのかイマイチ分からないセンラくんである。

………偏見、かもしれないが言いふらしそうな気がする。



「 先生がこんな事やってええの？ 」


こんな事 とは
きっと煙草の事であろう。というより、それしか有り得ない。


「 先生達は僕達生徒にいつも "校則違反" だの何だの言って注意してくるのに、ねえ……、先生も校則破ってるやん 」


そう言って、面白そうにくすくす笑うセンラくん。
………本当に、分からない。何を考えているのか。
それに一体何が面白いというのだろうか。私は何も面白くないが。



「 僕も校則違反してるし、先生も校則違反してるし……。仲間、ですね？ 」


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Twitter : @tks_dy__


Illustrator : 霧月レモン様( Thank you！ )

.執筆状態：続編あり(更新停止)