見習いが可愛過ぎて過保護なお姉ちゃんポジに成ったら何故か見習いと刀剣男士で戦争が始まった【刀剣乱舞】

嫉妬２７回目 ページ29

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『暇なら出陣か遠征する？庭に〇ムチャ転がってる時あるけど』


「…いいや、めんどくさーい」


『刀剣が務めを放棄した瞬間であった』



「主、乱は居ますか？」


『ほれ乱、保護者が来たよ』


「此処って保育園か何かだったの」



　蛍丸の場合は保護される者、略して保護者だもんな。


　ならば私が届けてやろうではないか！



『ほたほたは私が届けようか？』


「後日配達でお願いしまーす」


『すみませんここ黒猫じゃないです』



　何、居座る気か！いや、居座っていいんだけど…いやでもさ、布団足りない。


　あ、抱き締めれば良いのか。でも打撃８１が飛んでくる。



『所でぽたぽた』


「俺煎餅だったっけ」


『打撃８１の煎餅とか何それ歯折れそう』


「で？何？」


『……いや、なんで部屋まで送ったらいけないのかなーって』



「…え、ただ居たいだけだけど？」



　…それだけ！？私の部屋って給水所みたいな感じ？


　後、日が暮れ始めてんだけど。何が言いたいか？何にも準備してない、うふふ。



　まるで予習復習も何もしてない入学式の三日前くらいにピンチ。余裕持つとか言った奴誰だよ。



「あ、こんなに時間過ぎてたんだ。じゃあ俺帰るね」


『なーんだ、結局帰るんかい。バイビー』



　このフリーダム全開の本丸とサヨナラだと思うと、少し涙が出てくる様な出てこない様な。

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