見習いが可愛過ぎて過保護なお姉ちゃんポジに成ったら何故か見習いと刀剣男士で戦争が始まった【刀剣乱舞】

嫉妬１回目 ページ3

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「えーと、今日からここでお世話に成ります！空星彩と申します！」


『可愛い美少女１２０点！……で、説明は見た？』


「はい！乗っ取れ、という事ですよね…？」


『うん、私を悪者にするも良し、殺すも良し、好きにしていいよ！』



　はい、募集しました。そしたら可愛い子が来ました。


　鼻から母性が出そうになったけど、何とか堪えた。



「…あの、そんなに皆さんが嫌いなんですか？」


『んー？好きだよ、ただ、あっちは嫌いみたいだから』


「……よっしゃ」


『何か言った？』


「いえ、何も！早く乗っ取れる様に頑張ります！」


『おうよ！その勢いその勢い』



　乗っ取りってそんな明るくするもんじゃねーだろ、とか思ったら負け。


　だって一人っ子の私からは彩ちゃんが妹みたいで可愛く見えるもん！



　そうだ、皆が彩ちゃんを好きになるにはまず紹介しないと。



『彩ちゃん！皆に紹介するから大広間行こう！』


「あ、今、彩ちゃんって…」


『え？…ああ、ごめんね！呼び方変える((「そのままで良いです！！」…あ、そう？』



　呼び方の他にも刀剣男士各々のレベルとか資材とか色々説明した。


　彩ちゃんは説明を一生懸命に聞いてくれた。



　…一生懸命聞いてくれるって、こんなに嬉しい事なんだなぁ。


　っと、もう着いた。楽しい時間は過ぎるのが早いな〜。



『よし！皆聞け！！今日からこのバリクソ可愛い子が見習いになるぞ！喜べ！



　あ、部屋は何処とか争うなよ！私の部屋だから！以上！』


「主、飛ばし過ぎて色々分からない」


『加州、考えるな、感じろ』


「えっと、空星彩です！今日からお世話になります」


『おい良いかお前等、いくら彩ちゃんが可愛いからって、隠したら政府に言うからな』



「…他力本願じゃない？主は一人じゃ何も出来ないの？」


『もう！面倒臭いなー、まあ、伝えたいのはそれだけだから！彩ちゃん、私の部屋に行こ！詳しく説明するから』



「…はい！」



　語彙力無いとか色々言ってるけど、どうせもう直ぐ居なくなる奴だし。


　好きに言ってろよバーーーーカ！私はお前等の事好きだったからなって綺麗に終わらせてやるよ。



　出た時に舌打ちが聞こえたのは気の所為。

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