【あんスタ】私達の星奏館12【月永レオ】

Mar.387 ページ23

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｢司くんはそう言ってくれるけど、やっぱり悪いのは私なんだよ。レオが怒るのも仕方ないっていうか。｣

｢では、レオさんとこのままでも良いのですか。私は昨年のレオさんが帰ってきてからのAさんが忘れられません。それまでとは違って凄く生き生きとしていました。やはり私は2人には一緒にいてもらいたいです。｣

｢…｣






司くんの言葉に何も言い返せなかった。私だってレオと一緒にいたい。でも、あいつがそう思ってないんだったら、諦めるしかないんじゃ…






｢私は悔しいんですよ。Aさんは立派なプロデューサーです。企画も斬新で素敵なものばかり。戻ってきてくださった時はどんなに嬉しかったか…。それなのに、あの人は｢なんで戻ってきたんだ？｣とか｢プロデューサーとしての自覚あるのか？｣とか、酷い発言ばかり…！Aさんは言われっぱなしで本当に良いのですか！？｣

｢…うっ…それは…｣

｢だから、Aさん。戦を仕掛けましょう。騎士として王として、私はあなたに力を貸したいのです。あなたのプロデュースで、あの人にぎゃふんと言わせましょう！｣





確かに、レオに｢話を聞いて！｣と言うことを聞かせるにはこの方法が1番なのかもしれない。まあ、『デュエル』とか『ジャッジメント』とか血の気の多い『Knights』を作ったのはレオだし、｢男の子なら戦え！｣ともよく言ってるし…。いや、まあ私は女なんだけど…






｢そこで、｢仲直りしよう｣って、ちゃんと話を聞いてもらえばいいのか…｣

｢はい。私にできることがあれば、なんでも言ってくださいね。協力は惜しみませんので。｣










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