【あんスタ】私達の星奏館12【月永レオ】

Mar.373 ページ9

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｢…伝言？｣







？を浮かべてHiMERUくんを見れば、｢副所長からの伝言です｣と言った。






｢茨から？｣






なんで、なんて思いながら、耳を傾けると、





｢我らCrazy:Bのプロデュースを頼みたいようです。何故それをHiMERUから言わなければいけないのか疑問でしたが、まあいいです。時間のある時に事務所の方まで足を運んで欲しいとの事でした。｣

｢しごと、ね。｣







｢分かったよ。わざわざ伝えてくれてありがとう｣と言えば、｢いえ｣と澄ました顔で言った。







｢後よォ｣と低い声で燐音くんは声を発した。ギョッとして、｢え、今度は何｣と言えば、｢おめェ、何か隠してることあんだろ｣と真剣な顔をした。







｢隠してること…？別にないけど｣

｢……そうかよ。ないなら別に良いけどよォ、話がこじれる前にちゃんと伝えておくことは伝えとけよ｣







｢レオちゃんに｣と付け加えた燐音くんは何を見据えているのか分からないけど、今レオに隠していることなんてほんとに無い。なんであんたがレオと私の関係に口挟んでくるねん。






｢ていうか、その言葉、燐音くんにだけは言われたくないんだけど｣

｢同感ですね。天城には言われたくないです｣

｢ほんまやな。燐音はんにだけは言われたないわ｣

｢ほんと、おまえらひでェな｣







｢俺っちは本気で言ってっからな。｣とどっかに消えてしまった燐音くんに｢あいつ、なにカッコつけとんねん｣とこはくくんがツッコミを入れた。






ちょっと、引っかかるけど、ほんとに隠してることなんてない。






｢そういえばニキくんは？｣

｢椎名はシナモンでバイト中です｣

｢そうなんだ｣







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