Feb.337 ページ3
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｢…は？｣
｢だから、その飴ちょーだい！｣
｢その飴｣とレオが指したのは、私の口に放り込まれているイチゴ味の飴だった。
｢はあ？｣
｢ん〜｣
待ってるレオのキス顔に若干顔が引き攣り、私の鞄に入っていたお菓子ボックスの飴をビリッと破いてレオの口の中に突っ込んだ。
｢んっ！｣
｢ちょっ、ちょっと！！｣
レオの口の中に飴玉と共に指を突っ込めば、レオは不服そうに私の指を歯と唇で固定した。…離れねぇ…。どんな馬鹿力だよっ…
｢ちょっと、レオ！！…んっ｣
｢…｣
私の指を舌で弄んでいるレオ。思わず変な声が漏れてしまった。…なんなの、ほんと！
思いっきり口から引き抜けば、歯に当たって少し痛かった。軽く睨めば、｢おれがやって欲しかったのそういうのじゃないんだけど｣と私が入れてあげた飴玉をガリッと噛み砕いた。
｢はぁ？｣
｢だから、おれはさ〜｣
そう言って私の肩に手を回してがっちり固定された挙句、そのままキスされる。
｢…っん、ん、ふぁ…ながぃ｣
胸板を押してやっと解放された時に口を開けば、そのまま舌を入れられる。
｢んん、っ｣
なぜだか舌の技が上手いレオのせいで腰の力が抜けそうになれば、レオは私の腰に手を回して支えてくれた。やっと唇が離れたかと思いきや、口の中にあったはずの飴玉が消えている。
｢こうやって、飴玉渡して欲しかったんだけど｣
｢…｣
なんて言ってくるから思わず赤面した。｢絶対やだ｣と言えば、また唇を重ねられる。今度はレオの方にあった飴玉が私の口の中に。
｢…ほら、おれにその飴玉ちょーだい。あ〜そっか。Aには難しいかぁ。そういうの苦手そうだもんな｣
｢…｣
普段は挑発には乗ってしまうタイプなのだが、今回ばかりは挑発に乗らなかった。ガリッと飴玉を噛み砕き、そのままレオに抱きついた。
｢？｣
｢うん。これで今日も頑張れる気がする｣
｢！？｣
キャンディキスしたかったから、ずっと私に飴玉を渡し続けてたレオにイラつきつつも、プロデューサーを辞めると落ち込んでいた私を元気づけようとしてくれたんだろう。
＊
｢何今の、かわいすぎ…｣
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* あんスタのお豆様より霊感
だいぶ前に貰った｢夢ノ咲時代のスト｣のリクエストでした！夢ノ咲のストは厳しかったので、｢ズ！｣軸の物語にしてみました！リクエストありがとうございました！
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玲咲(プロフ) - あんスタのお豆さん» こちらこそありがとうございました！思い返してみたら、Edenあんまり出てなかったな…と思ったので今回リクエスト貰えて良かったです！これからもよろしくお願い致します！ (2022年2月10日 21時) (
レス) id: 27f192e968 (このIDを非表示/違反報告)
あんスタのお豆 - ありがとうございました！どこのユニットもですけどほんとに個性強いですよね！笑笑 Eden大好きなので書いていただけたのが本当に嬉しいです!終始ジュンが可愛かった笑笑 (2022年2月10日 20時) (レス) @page12 id: b1296ee47d (このIDを非表示/違反報告)
玲咲(プロフ) - ぶるブルブルミちゃんさん» そうだったんですね(´･･`) (2022年2月10日 20時) (レス) id: 27f192e968 (このIDを非表示/違反報告)
ぶるブルブルミちゃん(プロフ) - 玲咲さん» 零様取りたくて、55回まわしたのに出なかったです、、 (2022年2月10日 16時) (レス) @page12 id: 33d476be95 (このIDを非表示/違反報告)
玲咲(プロフ) - ぶるブルブルミちゃんさん» コメントありがとうございます！原作のストーリーも最高でしたね！(^^) (2022年2月10日 1時) (レス) @page11 id: 27f192e968 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：玲咲 | 作成日時：2022年2月1日 15時
