Nov.273 ページ30
.
｢でもさ〜、よく考えたらその夢おかしかったんだよねぇ。卒業したはずなのに、制服着てたし、場所も夢ノ咲だったし｣
｢ほんとじゃよ。夢だと気づくタイミングがおかしいのじゃ。斎宮くんの方がよっぽどおかしかったじゃろう。｣
｢本当に面白かったね。僕もそんな斎宮くんの事を見てみたかったな。｣
｢それ、本人に言ったら殺されるから気をつけるんだよ？英智｣
そんな軽口を叩いて、私は目の前に運ばれてきた苺のショートケーキにフォークを刺した。カフェラテは零が、ケーキは英智が奢ってくれるらしい。
｢ケーキひとつでいいのかい？メニュー全部頼んでも大丈夫だよ？｣なんて言ってきたから全力で止めておいた。そんなお金持ちみたいなこと言うなっ、金持ちだけど！
ん〜、美味しい！思わず笑みがこぼれてしまう。
｢でも、意外だね。Aちゃんが月永くんに不満を覚えているなんて｣
｢え？どういうこと？｣
｢ほら、夢占いでよく言うじゃないか。パートナーと違う人と付き合ってる夢を見た時は、そのパートナーに不満を覚えている可能性があるって。｣
｢へぇ。別に不満とかないけどなぁ。私、レオなら普通にすっぴん見せられるし、嫌なことは嫌だって言えるし。｣
ズズズッとカフェラテを啜る。ん〜美味しい。
｢まあ所詮夢占いじゃからのう。｣とコーヒーを口にした零は｢はて｣と疑問を述べた。
｢どうして、その相手が凛月だったのじゃろうな｣
｢仲良いからじゃない？｣
｢ふむ。仲が良いことは良い事じゃが、もう少し凛月のことも見てあげて欲しいのう｣
｢？どういうこと？凛月のこと、見てあげてるよ？時々だけど朝とか起こしてあげたりしてるし｣
｢ふふ、鈍感に伝えるのは難しいね、朔間くん｣
｢鈍感とはどういうことだ！聞き捨てならないぞっ、英智｣
｢そういうとこだよ｣
零が言いたかったことはやんわりとはわかる。夢に出てくるってことはそういうことでしょ？って言いたいんじゃないの？(違う)
でも、友達がパートナーとして出てくる場合は｢今の関係が充実してる｣っていう意味もあるんだよ。
私は、そっちの意味だと思うな。
.
*あんスタのお豆様より霊感
リクありがとうございました！こんな内容求めてなかったですよね！？ごめんなさい！12月の内容に繋げよう、ゲヘヘとか思ってたら、キャラ崩壊＆ネタになってしまいました！反省はしますが、後悔はしてません！ありがとうございました！
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 586人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「あんスタ」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
玲咲(プロフ) - あんスタのお豆さん» 楽しみにしててください〜。妄想を頑張って文字に起こします…！笑 本当に早いですよね…もう12月…1年があっという間でした！笑 (2021年11月30日 13時) (
レス) @page38 id: 27f192e968 (このIDを非表示/違反報告)
あんスタのお豆 - よっしゃ！12月分楽しみにしてます！月日流れるの早いですね、、もう12月か(( (2021年11月30日 11時) (レス) @page38 id: 8b24582a0b (このIDを非表示/違反報告)
玲咲(プロフ) - きこりさん» 改めまして、リクありがとうございました！大学生活ほとんど書いてなかったなぁって思ったので、ありがたかったです！これからもよろしくお願いします！ (2021年11月27日 10時) (レス) id: 27f192e968 (このIDを非表示/違反報告)
きこり(プロフ) - もう、、最高でした、、、、あんなふわふわしたお題だったのにここまで素敵なお話にしてくださるなんて、、大学生活の1面や、夢主が愛されている1面が見られてほっこりしました！ありがとうございます！！ (2021年11月27日 10時) (レス) @page33 id: 0657e68793 (このIDを非表示/違反報告)
玲咲(プロフ) - あんスタのお豆さん» 楽しんでいただけたなら良かったです！何回も読み返して下さってるんですか！？ほんっとに嬉しいです！ありがとうございます…！最後まで見守っていただけたら嬉しいです。これからもよろしくお願いします！ (2021年11月24日 8時) (レス) id: 27f192e968 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：玲咲 | 作成日時：2021年11月1日 15時
