Nov.270 ページ27
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一気に飲んだ宗はとろんとした目で私を見つめた。
…うっ
「ああ、A、君はいつも愛らしいね。いや、今日はいつもより一段と愛らしい気がするね。僕の作品を着たらきっと極上の美しさが見られるのだよ」
迫り来る宗に私は後ずさった。
「これは飲んで1番初めに見た人を好きになる薬なんダ。だかラ、宗にいさんはAねえさんのことが好きになってしまったんだネ」
「いや、冷静に分析しなくていいから助けてよ！？」
いやいや、顔近い顔近い！！ちょちょちょ待って
すると、宗は後ろに引っ張られて目の前から消えた。
ぼちゃん。そう、後ろにあった噴水に引きずり込まれたのだ。
「こら〜、だめですよ、しゅう。Aがこわがっています」
「そしテ、水の中に入ると効果は消えル」
「…ん？僕は一体今まで何を…？なぜ水に濡れているのかね、…奏汰、君のせいだね、全く…」
「あ、元に戻った。」
「A。今から僕の作品を着せてあげるから部室に行こうか」なんて言ってくるから「効果切れてる！？！」と叫んでしまった。不審者に声かけられた時は無視するんだったな。無視無視。
「Aもいっしょにみずあびしませんか〜」
「しません〜」
いつも通りの奏汰に安心しながらも、笑顔で断る。びしょ濡れになるのはごめんだ。
「A」
すると、不意に私を呼ぶ声が聞こえた。ぶわん、と胸が波打つ。鼓動が早くなる。なんだ、これ。
「A、大丈夫？」
名前を呼ばれる度に胸が高鳴る。なんだこれなんだこれ。変に緊張する。なぜだか分からないが、これに似た感情を私は知っている。そう、あいつに名前を呼ばれる時と同じ感情だ。
きっと変な世界に巻き込まれた私をあいつが助けに来てくれたんだ。
「れお、……え？」
そこにいたのはレオではなく、
「なんで、凛月に」
私の胸が締め付けられた声の持ち主は凛月だった。
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玲咲(プロフ) - あんスタのお豆さん» 楽しみにしててください〜。妄想を頑張って文字に起こします…！笑 本当に早いですよね…もう12月…1年があっという間でした！笑 (2021年11月30日 13時) (
レス) @page38 id: 27f192e968 (このIDを非表示/違反報告)
あんスタのお豆 - よっしゃ！12月分楽しみにしてます！月日流れるの早いですね、、もう12月か(( (2021年11月30日 11時) (レス) @page38 id: 8b24582a0b (このIDを非表示/違反報告)
玲咲(プロフ) - きこりさん» 改めまして、リクありがとうございました！大学生活ほとんど書いてなかったなぁって思ったので、ありがたかったです！これからもよろしくお願いします！ (2021年11月27日 10時) (レス) id: 27f192e968 (このIDを非表示/違反報告)
きこり(プロフ) - もう、、最高でした、、、、あんなふわふわしたお題だったのにここまで素敵なお話にしてくださるなんて、、大学生活の1面や、夢主が愛されている1面が見られてほっこりしました！ありがとうございます！！ (2021年11月27日 10時) (レス) @page33 id: 0657e68793 (このIDを非表示/違反報告)
玲咲(プロフ) - あんスタのお豆さん» 楽しんでいただけたなら良かったです！何回も読み返して下さってるんですか！？ほんっとに嬉しいです！ありがとうございます…！最後まで見守っていただけたら嬉しいです。これからもよろしくお願いします！ (2021年11月24日 8時) (レス) id: 27f192e968 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：玲咲 | 作成日時：2021年11月1日 15時
