【あんスタ】私達の星奏館5【月永レオ】

Aug.150 ページ7

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「よおし、よしよし！日進月歩！いい感じだぞお、『ALKALOID』のみんな！」





あれから数時間。私はドアから逃げ出そうとすれば、後ろからママに





「あれえ、Aさん行ってしまうのかあ？ここはESビルの一室だぞお。ここにいるのがバレたらやばいんじゃないかあ？もしここに居てバレたならその時は俺が助けてやるぞお」





なんて言われてしまえば、開けたドアをそっと閉めるしかないだろう。そして、私は4人の練習の邪魔にならないようにレッスン室の端っこで体育座りしているのだ。





「Aさんもこっちに来たらいいぞお。そんな遠くにいたら練習がよく見えないだろう！」

「別に見に来たわけじゃないし！それに私は見ちゃいけない立場っていうか…！」

「ほらほら、4人ともちゃんと練習しないとAさんに見て貰えないぞお」

「そういう意味で端っこにいるわけじゃない！」







あ〜…早く帰りたいよ…。てか、ほんとになんで私はここにいるわけ！？






「お〜？声が聞こえると思ったら、やっぱりママだ！ママ〜☆」






もう〜…、最悪じゃん…。なんでここにいるのぉ…






「あれ？Aもいる？なんでなんで！待って言わないで！妄想するから！」

「Aさんは俺が連れてきたんだぞお」

「攫われたの間違いじゃない？」

「そっかそっか、ママに攫われたんだな！わはは！おまえが無防備すぎて逆におれは腹立たしいぞ！まあママから逃げるなんて無理だろうけどっ！」






体育座りした私の近くに寄ってきて、私に話しかけるレオ。4人にもう少し興味を持ってあげて欲しいよ。てか、勝手に入ってくるなよ。不法侵入だわ、ばか。







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