岸辺露伴は恋しない【ジョジョ4部】 (ページ2)

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プロローグのプロローグ② ページ2

「早速なんだが、君を見せてもらう」

玄関で靴を脱いでいると
背後にいた岸辺露伴が妙なことを言い出した

その瞬間

ﾄﾞｩﾝ

鈍い音が響く

咄嗟に目を瞑った

その瞬間

「驚いたなこれは」

岸辺露伴の妙に楽しそうな声が聞こえた。

目を開けるとそこには

自分のスタンドが私を守るような形で岸辺露伴の前に立っていた。

「ハートブレイカー！」

「ほう…君のスタンドはハートブレイカーというのか…」

「…ッ！スタンドを知っているんですか」

「知っているもなにも…今君にスタンド攻撃を仕掛けたのは僕だが」

「なっ何を言っているのかッ…！分からへん！貴方は今ッ！私に！スタンド攻撃を…！」

「僕のスタンドは、ヘブンズドアー
人間を本にする能力だ。本にされた人間は実際の書籍のように読むことができ、読むことでその人物の経歴や能力、本心を読み解くことができる」

「つまり、何でも君についてわかるてッーのさ！まぁ、防がれたがなこの岸辺露伴がッ！」

「因みに書き込んで命令することも出来る」

━━━━面接の内容を覚えてない人がいる

友人の言葉を思い出した

「もしかして、面接を募集したのも本にして読むためッ！？」

「あぁそうさ、この岸辺露伴がアシスタントなんて募集するはずが無いだろう」

この男を野放しにしてはだめだ

直感でそう思った

この男は邪悪だ

「なんで、そんなことするんやッ！？」

「なぜって？分からないのか？」

「リアリティだよッ！」