55話 ページ7
侘助「今からやつをリモートで解体する
だが間に合うかは五分五分だ」
紗奈「私も一緒にできる所まで解体する」
奈々「大丈夫なの?」
お母さんとお父さんが心配そうに見る
紗奈「うん。大丈夫解体の経験はあるし危ないことじゃないから」
危険なとことではないとちゃんと説明する
奈々「それないいんけど」
健二「そこで混乱の影響はアカウントを奪われていること、もっと有効な手段で奪い返すにはどうしたらいいか」
佳主馬「有効な手段?」
健二「奴はゲーム好きだって言ってたよね」
夏希「え?」
健二「これですよ」
そう言って花札を出す健二さん
皆何をするのか大体わかったようだ
私たちは負けない
〜残り1時間〜
ご飯を食べてお腹を満たしたあとは戦うのみ
家族全員で画面の前へ並ぶ
私は解体のためにパソコンの前で準備をしないと
家族に背を向けると手が引かれた
振り向くと
佳主馬「紗奈ならできるから」
そう言って励ましてくれた
ああ、本当に佳主馬は欲しい言葉を沢山くれる
紗奈「佳主馬のそういうところ大好き」
今出せる1番の笑顔でそう言ってパソコンに向かう
自分が恥ずかしいことを言った事に気づかないで
健二「佳主馬君大丈夫?顔真っ赤だよ」
佳主馬「うるさい」
理不尽な健二さん
いよいよ決戦の時
奴は本当に来るのかなんて声もあるけど
絶対奴はくる
緊張に包まれながら待つ。
すると巨大なアバターのと共にアナウンスが流れる
ーunknownさんがゲームに参加しましたー
「「来た!」」
1世1代の勝負
ーレートを決めてくださいー
「賭け金は私の家族」
家族全員のアカウントが並ぶ
夏希姉が家族の代表としてゲームに参加する
健二さんもついてるしね
私も解体を始める
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作者名:りーにょ唯月 | 作成日時:2020年9月8日 18時