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「「さん、はい

はっぴばーすでーとぅーゆー

はっぴばーすでーでぃあ

大おばあちゃん!

はっぴばーすでーとぅーゆー

おめでとう!!!!」」

皆の歓声が大おばぁちゃんを包む

朝顔の鉢に囲まれた縁側で、大おばぁちゃんが、額の中から微笑んでくれている

朝顔は大おばぁちゃんが1番好きな花だから大おばぁちゃんがが育てていた朝顔で囲んであげようという話になった

その後ろはぼろぼろの家なんだけどね

瓦は吹き飛んで、障子や襖もボロボロに破れ

池だった場所はただの水溜り

夏希姉「セーラー服可愛いじゃない。
やっぱ実物に限るね」

とジロジロニヤニヤしながら見てくる

紗奈「夏希姉ちょっとおやじくさい」

やだ〜と言いつつ嬉しい

夏希姉「だってほんとにかわいいんだもん」

紗奈「ありがとう」

夏希姉「制服姿他には見せてるの?」

紗奈「夏希姉を覗いたら大おばあちゃんと両親にだけかな」

夏希姉「佳主馬は?」

紗奈「まだだよ」

夏希姉「写真でも?」

紗奈「うん」

なんでとそんなこと聞くのという顔をして見ると

夏希姉「いや、好きな人には1番に見せてるかなって」

紗奈「写真じゃなくて会った時に見せるって約束してたから」

とちょっと顔を赤くする

今更ながら恥ずかしく思えてきたからだ

夏希姉「まぁ、佳主馬なら傷付くことは言わないでしょ」

紗奈「分かってるよ」

夏希姉はニヤニヤしながら

夏希姉「へぇー分かってるんだ」

とからかってくる

紗奈「うるさいなー」

佳主馬「紗奈」

少し離れたところから声をかけられる

佳主馬がこっちに来ず待っているってことは来いって言われてる

紗奈「夏希姉、また後でね」

と手を振って別れる

紗奈「おまたせ佳主馬」

佳主馬「ん」

手を出してくれるので遠慮なく繋いで歩く

聖美さんの赤ちゃんの無事を一緒に確認の為

椅子に座っている聖美さんのお腹を触らせてもらう

佳主馬「わっ動いた。きも」

紗奈「ちょっと佳主馬」

元気って証拠じゃんと佳主馬を肘で小突く

佳主馬がお父さんと話している間に加奈の相手をしていると

健二さんを冷やかす声が聞こえる

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作者名:りーにょ唯月 | 作成日時:2020年9月8日 18時

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