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*42話* ページ42

一日が過ぎるのはとても早かった。




響「そろそろ帰らなきゃな…」





響先輩は暗くなってきた空を見上げて言う。





私はうつむいて





A「そうですね…」




と返答する。




すると…





響「Aちゃん?」




と心配そうに響先輩は私の顔をのぞきこんできた。





私はハッとして顔を上げて





A「な…なんでもない!!気にしないで?」




と作り笑いを浮かべると…





響「Aちゃん。」





響先輩はそう言い…私の手をにぎった。





びっくりしてうろたえてしまう私。





A「響先輩…!!」





私がそう言うと。





響先輩は人差し指で私の頭を小突いた。





響「アウト〜Aちゃん今、先輩って言ったでしょ。」





A「え?あ…」




私は混乱していたせいで先輩と言ってしまったことを思い出した。






響「じゃあ約束を破ったAちゃんに罰を与えよう…」





A「ば…罰?!ええっ…?!」





私がどうしようとおろおろしていると…




響先輩はくすっと笑い…






響「Aちゃんって本当に可愛い。」





と言うので私は響先輩を振り返り





A「私は可愛くなんて…」





と言おうと思った時だった。





私の口が何かにふさがれた。





生暖かい…やわらかいもの。





その正体に気づいた時には私の顔はもう真っ赤に火照っていた。






響「可愛いくって…俺の好きな女の子だよ。Aちゃん。」





響先輩はそう言って私に微笑みかけた。









そんな時。




千世は喜びに満ち溢れていた。





夏木「っ…!!!」




自分の作戦が…






上手くいったのだから。

*43話*→←*41話*



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晴れの空(プロフ) - ハピチさん» 本当にありがとうございます…!!待たせてしまって本当に申し訳ないんですが… メッセージ嬉しすぎて…ありがとうございます!! (2016年1月8日 17時) (レス) id: a874ec453e (このIDを非表示/違反報告)
ハピチ - 楽しみに待ってます!これからも小説作り頑張ってください!!! (2015年12月27日 11時) (レス) id: fdfe3fb154 (このIDを非表示/違反報告)
晴れの空(プロフ) - ハピチさん» わぁー!!ありがとうございます!!もうめちゃくちゃ嬉しいです…!!また受験終わったら書き続けていこうと思っているのでぜひドSの作りますね!!ぜひ待っていただけると嬉しいです♪読んでいただき、本当にありがとうございました!! (2015年12月25日 14時) (レス) id: b758e07e82 (このIDを非表示/違反報告)
ハピチ - S愛大好きです!私、ドSが好きで色々なドSの小説を読んできたんですけど、1番この小説が好きです! よかったら、今度新しいドSの夢小説を作ってください!これからもがんばってください!!!応援してます(*`∀´*) (2015年12月25日 9時) (レス) id: fdfe3fb154 (このIDを非表示/違反報告)
晴れの空(プロフ) - ひびらららさん» そうなんですか?!2回も…!!嬉しいです!!w面白すぎなんて…そう言っていただけて本当に嬉しいです!ぜひきゅんきゅんしてきてください!w (2014年9月6日 18時) (レス) id: a874ec453e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:晴れの空 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/ika/  
作成日時:2013年11月8日 19時

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