154 ページ4
ハー「みんなが城に戻るまで待たないといけないわ。バックビークに乗ってシリウスのいる部屋の窓まで飛んでいっても安全だ、というまで待つの。シリウスはあと二時間ぐらいしないとそこにはいないのよ…ああ、とても難しいことだわ…」
ハーマイオニーは振り返って、
『もうすぐ日が沈む…暴れ柳が見えるところにいないと、何が起こってるのか分からなくなるわ』
ハー「ええ、そうね。」
ハ「オッケー、よし、移動しよう」
私がそう言うとハリーとハーマイオニーは共にバックビークの手綱をしっかり握りながら言った
ハー「でも、ハリー、A、忘れないで…私たち、誰にも見られないようにしないといけないのよ」
ハーマイオニーがそう言うと私とハリーは頷き、暗闇がだんだん色濃く私達を包む中、森のすそに沿って進み、柳が垣間見える木立の影に隠れた
ハ「ロンが来た!」
ハリーは小声で声をあげると、黒い影が芝生を横切って駆けてくる
それからどこからともなく、私自身とハリーとハーマイオニーがロンを追ってきて、柳の根元から大きな犬が踊り出て、暴れ柳がギシギシと軋み、低い方の枝を
ハ「アイタッ______見てよ、僕いま、木に殴られた。Aもハーマイオニーも殴られたよ______変てこな気分だ」
痛々しく自分自身の身体が枝に攻撃されているのを見るとリアムが私の中でケラケラと笑っていた…こやつめ…
ハー「ニースバールがあそこで木のコブを押したんだわ」
ハーマイオニーがそう言うと木がピタリと動かなくなった
ハ「僕たちが入っていくよ…」
みんなの姿が消えた途端、柳はまた動き出した。その数秒後、私達はすぐ近くで足音を聞いた。ダンブルドア、マクネア、ファッジ、それに年老いた委員会のメンバーが城へ戻るところだった
ハー「私たちが地下通路に降りたすぐあとだわ!あの時、ダンブルドアが一緒に来てくれてさえいたら…」
ハ「そしたら、マクネアもファッジも一緒についてきてたよ」
ハーマイオニーがそう言うとハリーは苦々しく言った
『賭けてもいいけど、ファッジはシリウスをその場で殺せって、マクネアに指示したと思う』
私は四人が城の階段を上っているのを見ながら言い、しばらくの間、あたりには誰もいなかった
ラッキーアイテム
革ベルト
おみくじ
おみくじ結果は「末凶」でした!
79人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作成日時:2022年11月25日 0時