7 図書室で会った変な奴 ページ7
入学から二ヶ月後。つまり、夏休み前だ。
シ「ふぁ〜〜〜。」
俺は欠伸をしながら、図書室の死角で本を読んでいた。脚立の上に座ってな。
ねむ・・・。なんでこんなに眠いのかというと、ニコ動に更新していたら、4時になっていたんだよねー。俺、・・馬鹿だ。
?「お前が東雲か?」
シ「・・・目見えてますか?糸目君。」
?「!?(開眼」
シ「あ、ゴメン。だから、開眼しないでくれ。第一印象を言ってすまなかったから。」
?「あ、ああ。」
びびったー。いきなり開眼するんだし。ていうか、なんで俺に声かけたんだ?
シ「あ、脚立がほしいのか?」
?「いや、そうではない。・・・お前は俺を知らないのか?」
シ「え?何。糸目君って有名人?」
?「一応な。俺は柳蓮二だ。よろしく。」
シ「よろしく。てか、糸目君はなんで俺の名前知ってるんだ?」
柳「お前も有名人だぞ?イケメンだとな。」
シ「嬉しくない・・・。」
柳「女だからな。」
そういうと、柳はノートを出した。
シ「?」
柳「お前の情報が欲しい。質問に答えてくれるか?」
シ「は?」
柳「だめか?」
何この人。・・・頭イカレテるのか?まぁ、少しだけなら教えてやるけど。
シ「少しだけだ。俺が今から言うから、聞いとけよ。」
柳「!」
シ「一人称は俺。部活は帰宅部。先生には許可をもらっている。成績は上の中。スポーツは好きだ。」
柳は、一瞬驚いていたけど俺が言い出したら、ノートにものすごい速さでペンを走らせている。
すげーな・・・。
シ「星座はヤギ。誕生日は星座から考えてみな。」
そう言って、俺は立ち上がって本を棚に戻した。
柳「どこに行くんだ?ほかのことは?」
シ「・・・ほかはシークレット。お答えできません。」
俺は意地悪く笑って、図書室を出た。
柳「・・・面白い奴だ。」
そう柳が呟いていたことを、俺は知らない。
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メテオドライブ - 名前変換したいなぁ~( ´△`) (2015年2月6日 2時) (レス) id: 01f902c43b (このIDを非表示/違反報告)
亜耶(プロフ) - この作品って、名前変えられないやつですか? (2014年10月12日 18時) (レス) id: 32e11912e9 (このIDを非表示/違反報告)
ひよこ(プロフ) - クロコッチさん» ありがとうございます! もちろん、大歓迎でっす!! (2013年10月3日 20時) (レス) id: ee65fa9ce0 (このIDを非表示/違反報告)
クロコッチ - 本当に面白いです私もお友達になってもいいですか (2013年10月2日 20時) (レス) id: 869846fa76 (このIDを非表示/違反報告)
ひよこ(プロフ) - 蒼さん» いいですよー^^大歓迎です!! (2012年10月22日 19時) (レス) id: 552eb9e233 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ひよこ | 作成日時:2012年8月30日 21時