36 気づいた気持ち ページ36
―飛ばして、二学期終業式
今日で二学期も終わりかぁ〜〜。
そんなことを考えながら、山ほどの資料を運ぶ。え?なんで運んでいるのかって?それは、担任に押し付けられたんだよ・・・。会議があるからって。
シ「クソッ、あの教師覚えとけよ・・・。」
幸「女の子がそんな言葉を使っちゃ駄目だよ。」
シ「うわぁ!!」
いきなり現れた俺は、驚いて床に資料を落としてしまった。
シ「お前のせいで落ちたじゃねぇか!!」
幸「クスクス)ごめん、ごめん。代わりに運ぶの手伝うから。^^」
シ「っ。からかうなよ・・・。」
床に落とした資料を拾って、再び資料室を目指す。
ドアを開けると、そこには資料が散乱していた・・・
シ「・・・先生たちは何サボってんだよ。」
幸「これは酷いね・・・。(呆」
シ「適当に置いたんでいいか。」
机のあいたところに、資料を置く。幸村も、隣に置いた。
シ「足場がほとんどないね。」
幸「そうだね。」
ズルッ
シ「え!?」
幸「わぁ!?」
足元にあったプリントを踏んで、滑った幸村が倒れこんできた。
シ「うわぁ!」
ドサッ!
シ「っ!」
幸「ご、ごめん!だいじょうb・・・。」
シ「幸村・・・?」
今の状態を説明しよう!倒れた幸村は、床に手をついて、その手のあいだにシアンがいる。つまり、幸村が押し倒したような形になっているのだ!
しかし、そんなことに興味が無いシアンは、頭に?を浮かべて幸村を見ている。
シ「ゆ、幸村・・・?」
黙りこくっている幸村に、シアンは声をかけるが、返事が無い。
幸「っ!///(カァァ」
シ「え!?幸村、顔が赤いぞ!?熱!?」
シアンは、幸村のことを心配して顔を近づける。それで、もっと顔が赤くなる幸村。
幸「・・・鈍すぎ。」
シ「え?」
幸「シアン、この体制理解してる?」
シ「・・・・・・。あ////」
幸「やっと理解したんだ。///」
シアンは、ようやく理解して、幸村と同じように頬を染めた。
幸「・・・可愛い。」
シ「え。」
chu
シ「なっ!////」
幸「これくらいいいでしょ?///」
幸村は、シアンの額にキスを落とした。シアンは額を手で押さえて、顔を真っ赤にしている。
幸「プッ・・・ゆでダコ。」
シ「!!///うっさい!」
シアンはその後の部活で、幸村には一切近づかなかったという・・・
幸(俺、シアンのことが好きだったんだ・・・。今日の出来事がなかったら、自分で気づいていなかっただろうなぁ。)
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メテオドライブ - 名前変換したいなぁ~( ´△`) (2015年2月6日 2時) (レス) id: 01f902c43b (このIDを非表示/違反報告)
亜耶(プロフ) - この作品って、名前変えられないやつですか? (2014年10月12日 18時) (レス) id: 32e11912e9 (このIDを非表示/違反報告)
ひよこ(プロフ) - クロコッチさん» ありがとうございます! もちろん、大歓迎でっす!! (2013年10月3日 20時) (レス) id: ee65fa9ce0 (このIDを非表示/違反報告)
クロコッチ - 本当に面白いです私もお友達になってもいいですか (2013年10月2日 20時) (レス) id: 869846fa76 (このIDを非表示/違反報告)
ひよこ(プロフ) - 蒼さん» いいですよー^^大歓迎です!! (2012年10月22日 19時) (レス) id: 552eb9e233 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ひよこ | 作成日時:2012年8月30日 21時