26 ついに来たよ。ラブレター ページ26
シ「・・・これが噂の。」
次の日、俺が学校に来て下駄箱を開けると、ラブレターが入っていた。しかし、告白とかのラブレターじゃない。呼び出しだ。
シ「・・・放課後、裏庭に来い・・か。」
裏庭は、あまり人が来ない、告白の有名スポット。・・・さて、どうしようか。
俺は手紙を、ポケットにしまいながら、教室に向かった。
―放課後・裏庭
うざいです。さっきから、女子がぎゃあぎゃあ言ってます。俺は適当に受け流してるんだけど。話の内容なんか聞いてない。
見たところ、三年生のようだ。相手は5人。
女「っ、聞いてるの!?」
シ「え、ああ。聞いてるよ。」
女「その態度が、むかつくのよ!!」
ボス的な存在の女子が、手を振り上げてきた。だけど、俺は簡単に交わす。
シ「・・・俺が今からするのは、悪いことじゃぁないからな?あんたらが、手をあげてきたんだし。」
俺はそういいながら、眼鏡を外す。
シ「ほら、かかってきなよ。」
女「調子にのるんじゃないわよ!!」
女子は一斉に、かかってきた。俺はバックステップでかわしながら、女子のみぞおちを軽く殴る。大丈夫、軽くだから。
シ「ふぅ。」
全員を倒し、俺は眼鏡をかけなおしてボス的存在の女子に近づいた。
シ「あのさ、なんで俺を呼び出したの?」
女「っだから、私たちの男子テニス部と仲良くしたから・・・。」
シ「あー、そういうこと。」
俺はため息をついてから、女子の顔を見る。
シ「あのさ、まじめに聞けよ?」
女「・・・何よ。」
シ「さっき、私たちの男子テニス部って言ったけどさ、あいつらはお前らのもんじゃねぇだろ?まぁ、恋人同士なら言える言葉だけど。」
女「・・・。」
シ「それにさ、キャーキャー騒いでさ、練習の邪魔になってるって思わないのか?普通にさ、テニスの応援をしているなら、いいと思うよ。大声出しても。でも、テニスに関係ないことで、騒いでも集中できないし、迷惑だよ。」
女「・・・ごめんなさい。」
シ「理解できたんならいいけどさ。これからは、相手にしないあいつらより、相手にしてくれるいい人を探しなよ。(ニコ」
女「ドキ)は、はい。」
俺は立ち上がり、家に帰った。
女「シアン君、・・・かっこいい!」
女「会長!シアン君のファンクラブがあると聞きました!」
女「本当!?私、会長やめてシアン君のファンクラブに入る!」
女「私も!!」
という話をされていたことを、俺は知らない。
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メテオドライブ - 名前変換したいなぁ~( ´△`) (2015年2月6日 2時) (レス) id: 01f902c43b (このIDを非表示/違反報告)
亜耶(プロフ) - この作品って、名前変えられないやつですか? (2014年10月12日 18時) (レス) id: 32e11912e9 (このIDを非表示/違反報告)
ひよこ(プロフ) - クロコッチさん» ありがとうございます! もちろん、大歓迎でっす!! (2013年10月3日 20時) (レス) id: ee65fa9ce0 (このIDを非表示/違反報告)
クロコッチ - 本当に面白いです私もお友達になってもいいですか (2013年10月2日 20時) (レス) id: 869846fa76 (このIDを非表示/違反報告)
ひよこ(プロフ) - 蒼さん» いいですよー^^大歓迎です!! (2012年10月22日 19時) (レス) id: 552eb9e233 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ひよこ | 作成日時:2012年8月30日 21時