1 プロローグみたいなの? ページ1
香「シアン!まじで『テニスの王子様』はかっこいいんだよ!!」
シ「ふ〜ん。」
私の隣で、力説をしている子は私の友達。なんか、「テニスの王子様」とかいうマンガのオタクで、いつもうるさい・・・。私ら、あと一週間で中学生だよ?(呆
香「見てこれ!」
見せられたのは、色とりどりのジャージを着ているキャラクター達が勢ぞろいしているポスター。香奈には、よくポスターや画像・マンガを見せられる。
まぁ、マンガは一巻しか読んだことないけど。
シ「・・・このガム膨らましている人、こんなポーズして恥ずかしくないのか?」
香「その人は丸井ブン太って言うんだよ!王者立海のレギュラー!!」
シ「はいはい。耳元で大きな声出さない。」
王者ねぇ。それはすごいですね。
私はテニスをやっているけど、この『テニスの王子様』には興味がなかった。まぁ、こんな世界のテニスは楽しそうだけどね・・・。
香「あ〜、トリップしたいー!」
シ「は?何それ。」
香「トリップって言って、マンガの世界に行って生きていくんだよ!」
シ「ふ〜ん。あ、私今日は寄るところあるから、バイバイ。」
香「うん!バイバイ^^」
普通にしていれば、香奈は可愛いのに・・・。
そう思いながら、ボーっと歩いている私。
シ「トリップね〜。ありえないね。どうやって行くんですか?って感じ。」
そうため息をついていたら、信じられないことが起こった。
『できるぞ。トリップ。』
シ「!?・・・空耳かな。」
『空耳ではない。』
!?えぇ!?どこから聞こえてんの?私の周りには、誰もいないのに・・・。
『俺は神だぞ。お前の頭に直接話しかけることなど、朝飯前だ。』
シ「・・・とうとう私の頭もイカレタか・・・。」
『イカレてなどいない。冷静になれ。』
無茶言うなー、この人。あ、神か。
シ「で?神が何のよう?」
『フッ。俺はお前が気に入った。』
シ「は?どこを?」
『さっきの女のように欲望がないところとかがな。』
シ「あっそ。欲望がなくてスイマセンね。」
『それでだ。お前を「テニスの王子様」の世界へトリップさせてやる。』
シ「は?」
何言ってんだこの人。
そう思った瞬間、私はものすごい眠気に襲われ意識を保てなくなった。
シ「っ・・・。」
そのまま、私は意識を失った・・・
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メテオドライブ - 名前変換したいなぁ~( ´△`) (2015年2月6日 2時) (レス) id: 01f902c43b (このIDを非表示/違反報告)
亜耶(プロフ) - この作品って、名前変えられないやつですか? (2014年10月12日 18時) (レス) id: 32e11912e9 (このIDを非表示/違反報告)
ひよこ(プロフ) - クロコッチさん» ありがとうございます! もちろん、大歓迎でっす!! (2013年10月3日 20時) (レス) id: ee65fa9ce0 (このIDを非表示/違反報告)
クロコッチ - 本当に面白いです私もお友達になってもいいですか (2013年10月2日 20時) (レス) id: 869846fa76 (このIDを非表示/違反報告)
ひよこ(プロフ) - 蒼さん» いいですよー^^大歓迎です!! (2012年10月22日 19時) (レス) id: 552eb9e233 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ひよこ | 作成日時:2012年8月30日 21時