２６話 ページ27
私が言ったときにはもう綱は爆破して落ちていた
鵺「クォォォォーーーン！」
ボ「うォォォーーー！」
『！？』
鵺に綱が落ちた風圧で吹き飛ばされボルトはギリギリセーフだった…良かった…
ボ「ゴホッゴホッ…！どうだ？」
鵺「ｳﾞｳﾞｳﾞ…！グゥガァーー！！」
ミ「へ〜やっぱりすごいね、君の瞳。コイツの急所が視えるんだ…あとは僕が…蛇雷」
ボ「！！」 『…』
そこに鵺を守るように水陣壁の術でミツキの攻撃を止められてしまう…惜しい…
『スミレ…！』
ス「鵺は殺させない！…この子は復讐の為に育てた最強の兵器…！」
ボ「委員長！！」
ミ「委員長、一応聞いとくけど大人しく着いてきてくれる、なんて事ありえないよね？」
『ミツキだめ…』
ミツキが戦闘態勢に入ったので私は手で抑える
ボ「なぁ委員長…戻ろうぜ！」
ス「よくまだそんな呑気な事が言えるわね…私は木の葉の里を襲った…これは戦争よ！私にとって！」
ボ「それは親にとってだろ？」
ス「違う！私にとってよ！…私は父親にいつかこうするように教えられて来た！根は戦乱中において
これまでずっと木の葉の為に尽くしてきた！でも対戦後父は犯罪者のような扱いを受けた！」
『今のスミレには関係ないだろ…』
ス「私？そうね、私には関係ないわ...筧スミレなんてハナから存在していないんだから！」
ボ「！！」
ス「私は物心ついた時からずっと隠れて暮らして来た！ずっと息を潜めていた…唯一の安らぎは…母に髪を結ってもらう事…！」
ス「その母もしんどうから病にふし、時期に亡くなった、憎しみを募らせた父親は里への復讐の為、私をその道具として私を育てた…私はもう…！母の声さえも思い出せない！！」
ボルト「…」
ス「私は父親の恨みを晴らすために育てられた兵器！」
ボ「そんなわけ…！『危ない！』うわっ！」
危な…！スミレに攻撃された…
ミツキ「風遁カマイタチ！」
そしてまた戦闘態勢に入った二人…もう…！何回目だよ！やめろよ！！
お母さん困っちゃう！？←？？？
ボ「！俺が行く！！」
『あ、ボルト！！』
バカ野郎何突っ込んでんだ！？
ボ「やめろーー！！！…ゔっ！」
ス「！！」
ミ「ボルト！」
『！？』
うっっそだろ！？ボルトの…腕にクナイが刺さっちゃった…！
ボ「やめろって…！言ってんだろ！同じクラスの仲間に…何してんだよ…！」
ミ「クラスの仲間？…委員長は情報を集める為にみんなを騙してただけでしょ？」
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作者名：プリン | 作成日時：2022年3月21日 18時
