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y side ページ14

「笑いたいよ!俺だって…でもっでもっわかんねぇーんだよ!どうやって笑ってたのか分かんなくなっちまんたんだよ!」

y「みっちゃん…」

「でもこんなの皆にいっても困らせるだけだろっ?!だからっ言いたくてもっ言えなかったんだよ!」

みっちゃんが辛そうに涙ぐみながら話す姿を俺は黙って見つめるしかなかった.

「もう帰ってよ…こんなこと本当は言いたくなかったよっ…俺に同情してくれたんならありがとう.もういいから…かえって…」

2「同情なんかしてない!哀れな人間だなんて思ってないよ!助けたいんだよ!ミツを」

「もう無理だよ.その気持ちだけ受け取るから…ハァッハァッハァッ…オエッ」

t「ミツ!」

「ハァッハァッ…もういい、から…かえ、」

m「あ!キタミツっ!危な…」

みっちゃんはそのまま倒れ込むように崩れ落ちた.

「受け止めんなよっ…ハァッハァッ宮田のくせ、にっ…」

m「だって!」

「もう、いいっ…かえ、れ…」

s「そのまま放置して帰れないよ!」

「あ、したに、は治るっから…」

t「もううるさい!だまって看病されてよっ!宮田!なんか買ってきて!」

m「はい!」

y「水分と冷えピタは絶対かってきて!あとゼリーとかも!」

m「う、うん!行ってくる!」

玉の腕の中で縮こまってるみっちゃんをみてやっぱり守れるのは太輔だけだと思った.

t「俺って頼りないかな…ミツが本当のこと言えないくらいまだ弟分なのかな」

y「違うよ.玉も知ってるでしょ?みっちゃんは正義感が強くて自分が壊れてでも他人優先で心配かけたくないだけだよ.」

t「そうだけど…」

s「ミツ言ってたよ?玉は最近強くなったよな〜かっこいいよな〜頼りになるよ〜って」

t「ミツ…」

2「今までは強がりとか弱音をガヤが見抜いて支えたりして壊れずに済んだけど今はガヤがいなくなった苦しさと支えがなくなったからどうしていいかわかんなくなったみたいな事なのかな?」

y「うん.そうだと思うよ.太輔もみっちゃんがいなきゃダメみたいだし早くより戻さないと…」

t「…壊れちゃう」

2「ここ布団もねぇーの?どうやって寝てたんだよ.」

s「地べたに寝てたんじゃない?」

y「そりゃ疲れが溜まって具合も悪くなるよ.」

m「ただいま〜…」

t「ありがと宮田」

m「あの、さ?」

y「ん?」

m「緊急事態か、も?」

t「これ以上の緊急事態が今あるかよ」

m「いやそれがあるんだよ、ね〜」

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な太郎(プロフ) - 気になってずっと、読ませていただいてます。この先、どーなるのか、とっても気になります。応援してます!! (2017年7月24日 15時) (レス) id: 85cf1fdb07 (このIDを非表示/違反報告)
名無し34464号(プロフ) - FKLoveさん» わざわざコメントありがとうございます!最後まで読んでくれたら嬉しいです!結末楽しみにしててください! (2017年7月19日 17時) (レス) id: 9d499e72fa (このIDを非表示/違反報告)
FKLove(プロフ) - 初めまして、とても切ないですね。続きとても気になります。藤ケ谷さんと北山さんよりを戻して欲しいです。お互いが思い合っているのですから! (2017年7月19日 13時) (レス) id: 8af8e6d93b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:北山チビ太 | 作成日時:2017年7月17日 17時

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