初恋は先輩2【おそ松さん】

まさか ページ11

屋上にて
おと「チョロ松先輩？私、やることるんで戻っていいですか？」


チョ「ちょっと待ってくれ！
　 俺は、お前が好きだ…付き合ってくれ」

――――――――――――――――――――――
めっちゃ静かな声で話してます。
チョロ松とおとの会話を聞いてます。

一松「今の聞いた？」


ゆき「よくこんな高いところに来れるよね
　 早く、下行こうよ」


一松「今、高所恐怖症とか言ってる場合じゃないから
　 我慢して。ね？」


ゆき「もう一回、『ね？』って言って！
　 めっちゃ可愛かった」


一松「いい加減にしろ」


ゴツっ

(いっちーにげんこつをくらった)

ゆき「いてっ。分かった、真剣になるから！！
　 おとたちの会話、録音しよーっと」


――――――――――――――――――――
チョ「で、返事は？」


おと「私が…付き合う、チョロシコスキーと！？」


チョ「その名前止めて」


おと「無理です。チョロシコスキーと付き合うなら
　 カラ松先輩の方がよっぽどいい！！」


チョ「カラ兄さんのどこがいいんだ」


おと「そー言われてもなぁ？
　 …か、顔？」


チョ「俺だって同じ顔だよ」


おと「じゃあ、あんなイタい発言できますか？
　 悪口言われてもすぐ立ち直れますか？」


チョ「…う”、おとのためだったらやってやるさ」


おと「…じゃあ、付き合う条件として」


チョ「お、おぅ」


おと「橋本にゃーから手を引いてください」


チョ「………えっと、やっぱり
　 この話はなかったことにしていい？
　
　 にゃーちゃんから…手を引くのは無理」


おと「いいですよ！なしにして」


チョ「本当にごめん。じゃあ、教室に戻っていいよ」


おと「うん」


―――――――――――――――――――――――――
一松「おとがこっちに来る！早く帰るぞ。
　 おい、聞いてるか？」


ゆき「…大変申し上げにくいのですが。
　 高い場所への恐怖で足がすくんだ。
　 てか、腰抜けそう」

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