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土方「俺も焼きが回ったようだ…。まあいい、こいつが最後だ。藁だろうがなんだろうがすがってやる。いいか、てめーらに最初で最後の頼みがある。」




.




私は万事屋一行とオタク化した土方さんと歩いていた。


A「土方さん…。」


土方「あのー…坂田氏ー。悪いんだが…実は明日レア物の美少女フィギュアの即売会があるんだけど、1人1個までしか売ってくれないんだ。しかし拙者としては保存用、観賞用、そして実用用に3個揃えておきたいところでね…そこで諸君らに司令を下す!拙者と一緒に」

銀時「てめーは少しは恥と外聞を覚えろォ!!!」

神楽「実用用ってなにに使うつもりだーー!!!!」

新八「心配してんのがアホらしくなってくるだろうがー!!!」

A「うううう土方さん………」


すると真選組のパトカーがこちらへ来た。


隊士「副長!Aさん!ようやく見つけた!」

A「!」


隊士「大変なんです!副長!直ぐに隊に戻ってください!」

A「な、何かあった?」

隊士「山崎さんが…山崎さんが…何者かに殺害されました…!」

A「山崎さんが……!?!?」

隊士「屯所の外れで血まみれで倒れている所を発見して…。とにかく!1度屯所に戻ってきてください!」


土方さんと私の腕を引っ張った。


土方「えぇでも拙者クビになった身だし…。」

隊士「そんなこと言ってる場合じゃないでしょ…!副長も…山崎のところへ!」


すると隊士はお兄ちゃん達に刀を向ける。



A「…!」



銀時は土方の首根っこを掴んで逃げた。



A「離せコノヤロー!」


Aも掴んだ腕に一撃を加えて逃げる。


土方「うぅぉぉおおお」

神楽「A大丈夫アルカ!?」

A「大丈夫!」

土方「いたたたたた!坂田氏!Gジャンの肩の部分がくい込んでるゥ!!」

銀時「うるせぇー!!テメー黙ってろよ!!どういう事だアレ!」

新八「なんで真選組が土方さんとAさんを!」


銀時は土方を離した。


土方「グエッ」



A「色々あるの!!私も逃げた身だし補佐だから追われてるんだと思う…!」



土方「坂田氏ぃぃ〜!」



すると前からパトカーがやってきた。



神楽がそれを止める。



A「神楽ちゃん!」


土方「あばばば神楽氏!すごいよぉ!さながらDr.スランプアラレ氏の再来の如く…」

銀時「うるせー!!!誰か黙らせろ!!!」

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作者名:紅茶 | 作成日時:2021年9月21日 18時

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