昔教えてもらったこと ページ45
銀時「…誰だテメェつってんだろ。聞こえてねェのか耳垢詰まりすぎてんじゃねーの？」
A「お兄ちゃ…」
銀時「…A、そのおっさんを部屋に運べ。まだ息はしてる」
新八「Aさん！」
A「う、うん！」
Aと新八と神楽は家の中へと入った。
桂「銀時。一人でやるなんて言わないでくれ。」
銀時「まだ言ってねェよ」
桂と銀時は刀(木刀)を抜いた。
？？？「俺は楽哉に恨みがあンだよ。関係ねェ奴は下がれ。」
銀時「…行くぞ、ヅラ」
桂「…………ヅラじゃない、桂だ！」
2人は敵の軍団へと走った。
ーーーーーーーーーーーーーーー
〇部屋の中〇
神楽「どうするアル…？？血が…」
A「えっと…」
Aはテキパキと止血をした。
新八「だ、大丈夫ですか…？」
？？「…ｯｧ…！あぁ…A」
A「あ…」
？？「ありがとう。坊主。俺の名は…楽哉だ」
新八「さっきの人が言ってた…！」
神楽「何があったネ？」
楽哉「ん…君は夜兎か？」
神楽「…！」
楽哉「俺も夜兎だ。だが番傘は使わない。俺は侍が好きで…夜兎でありながら攘夷戦争でいくつもの人を救った。…同時に奪った。」
新八「攘夷…戦争」
楽哉「その時にAを…助けたんだ。俺はかなり人を殺してきた。その償いが今来たんだ。その、今…。」
ドドドドド！と大きな音がする。
A「お兄ちゃん！」
新八「すごい数でしたよね…？」
神楽「銀ちゃんとヅラを助けに行くネ。人数が多すぎるアル」
A「でも…！」
神楽「A！もう大切な人が失われるのを見過ごすアルカ！？私は銀ちゃんがいくら給料を払わなくても大切な人だと思ってるアル。ヅラもヨ。だから私は行くネ。新八、そのオッサンみててヨ」
新八「わ、分かった…！」
A「私も行く…！新八くん、よろしくね」
新八「早くもどってきてくださいね！」
．
やはり数が多い。銀時と桂はかなり体力を消耗していた。
銀時「なんでこんなにいンだよ！あのオッサン何したんだよ！」
桂「俺に聞くな！とりあえずやるぞ！」
ﾊﾟｧﾝ………！！！
銀時・桂「！」
神楽「銀ちゃん！ヅラ！来たヨ！！」
銀時「神楽！」
桂「A！？」
A「か、神楽ちゃん！私やっぱ無理だよ！真選組でも1番弱いのにこんな…」
神楽「弱いとか関係ないネ！銀ちゃんやヅラが死んでもいいアルカ？！」
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作者名：紅茶 | 作成日時：2021年9月21日 18時
