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…お兄ちゃん、直接対決だよ！頑張って！
女「それ以上近づかないで！ほっといてよ！」
金時「ほっといて欲しい奴はこんな派手な死に方選ばねえさ」
銀時「真っ青な空が見たかったのさ。俺の心を写した空」
新八「1人全く説得しに行ってねえ！先立ちそうな勢い！？」
金時「話してみろよ。知らねえ奴だからこそ話せることもあるだろ？」
銀時「お前に話しても…」
新八「お前じゃねェェェ！！！！！」
A「だったら私が聞くから！話してみて！」
新八「お前でもねェェェ！！！！！」
女「アンタあたしが言うのもなんだけど、冥土の土産にするから話してみなさいよ。」
新八「お前もかいいいいいい！？！？」
野次馬は何故かお兄ちゃんを応援している。
新八「オイこれ、一体誰を助ける流れになってんの！？」
銀時「ｳｯ…最後に…テメーら見て、俺なんか知らなくても優しくしてくれる奴らに会えてよかったよォ…。」
お兄ちゃんは女が立っている屋上の端に立つ。
A「お兄ちゃんんんんんん！？！？」
ちょ、死ぬのだけ早めてくんない！？！？
銀時「ああゴメン！自分の心が重くて体が滑ったァァァ！！！」
たま・A「………………。」
そう、銀時はまたもや金時を蹴り倒そうとしたのである。
女「やめてええええ！金さんになにするのよおお！！」
女はさっちゃんだった。そして金時を庇った。
銀時「(お、お前だったんか〜い！！！！)」
さっちゃん「ギャーー！！！ちょっと金さんを庇いたかっただけなのにぃぃぃぃ！！！」
さっちゃんは落下する。
A「さっちゃんさんー！！！！」
銀時「待てッ！」
金時「銀時、これでお前さんは仕舞ェ…ッ！」
神楽・新八「！！！！」
銀時は直ぐに屋上をかけおり、さっちゃんを姫抱きしたのである。
たま「銀時様！」
A「お兄ちゃん！」
ガシャーーーーン！！！！
落下する音が聞こえる。
新八「なんて…無茶やってるんですか…！」
銀時「…無茶じゃねえよ。テメーらなら、必ず助けに来るって…知ってたからな」
神楽と新八と定春は、銀時とさっちゃんを支えていたのだった。
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作者名：紅茶 | 作成日時：2021年9月21日 18時
