1日を観察すると、意外なことが分かる。 ページ18
山崎side
僕が屯所内を歩いていると、いきなり沖田隊長と副長に話しかけられた。
山崎「な、なんですか…?」
沖田「Aの偵察をやれ」
山崎「ど、どういう!?」
どうやらAさんの1日をスケジュールして欲しいらしい。
土方「あいつはあの万事屋の妹だ。休日何をしているかわからん。見てこい」
山崎「Aさんのことを疑ってるんですか!?」
沖田「なわけねーだろィ。ただ気になるからだ。」
土方「ついでに仕事の時も偵察しとけ。総悟みたいにサボられてたら話にならねェからな」
沖田「おいおい土方さん。Aはそんなことしやせんぜィ。」
土方「とにかく行け山崎ィ!!!!」
山崎「は、はいいいいいいい!!」
.
数日後
山崎「で、出来ました…これでどうですか?」
土方「……えーっと」
○Aさん観察日記 仕事ver.○
Aさんの朝は早い。まず最初に副長を起こす所から始まる。だけど副長もちゃんと起きる人なので、起きてる時と寝てる時の確率は50%、くらいだ。
A『土方さん、起きてください〜』
土方『んん…ぁ…おはようA。起こしてくれて助かる。総悟のとこも頼めるか?』
A『了解です』
そしてAさんは沖田隊長の部屋へ行った。
.
土方「ま、ここまで普通だな」
沖田「おいおい土方さん、1人で起きれないなんて情けねェや」
土方「お前もだろうが!!!!…山崎、続き読め」
.
Aさんは沖田隊長のところへ行く。
A『総悟、起きて。朝の会議遅刻するよ』
沖田『A…んん…。』
A『はやくー!土方さんに怒られるんだけど』
沖田『……キスしてくれたら起きてやりまさァ』
.
土方「おい待て。何やっとんじゃてめー!!!」
山崎「その後は朝からイチャイチャしてましたよ。Aさんは困ってましたけど」
沖田「何俺とAの時間見てんでィ山崎コノヤロー」
山崎「アンタが偵察しろって言ったんでしょうがァァァ!?!?」
土方「はァ…もういい、続き読め」
.
その後は朝会。Aさんは土方さんの隣にちょこんと座っている。
"朝からあんなに綺麗だなんてすげぇよな〜"
"万事屋の旦那の妹らしいぜ?どこが似てんだか"
"可愛すぎる…真選組の花だ…"
朝から隊士達はAさんの話をしていた。
沖田『何話してるんでィ?俺も混ぜてくれよ』
ドーーーーン!!!
沖田隊長にバズーカ撃たれた。
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作者名:紅茶 | 作成日時:2021年9月21日 18時