検索窓
今日:6 hit、昨日:8 hit、合計:27,619 hit

19 - 3 ページ4

第4クォーター開始で

再びコートに戻った日向さんも

3種のシュートのカラクリが分かったようで

開始数分でシュートを止めていた。


虚空に対してもしっかり対応して

伊月さん,黒子,木吉さんとパスを繋いでいた。


速い攻撃にも洛山はしっかりついてきていたが

木吉さんから日向さんへのパスにより


日向さんの美しい空中姿勢からボールが放たれた


緑「良いループなのだよ…スピンもブレがない」


ボールはそのまま

リングに触れることなく綺麗に潜った。


真ちゃんが素直に人を褒めることは珍しかった


試合は進んでいく中

赤司の様子が気にかかった。


何を考えているのか全く分からなかった

走り出した洛山選手に対し,自陣から動かない赤司


シュートを決めようとした火神からボールを奪い

1人でゴールからゴールへとボールを持っていった。



ゾーンに入った…赤司が。



解決策なんて分からない。

でも,私が誠凛にいたとしたら

きっと託してたと思う…エースに


誠凛も火神に託してくると思う

"赤司は頼んだ"的な感じで…信頼してるから。



タイムアウトが終わってすぐ

赤司は1人でゴールを決めた。


オフェンスもディフェンスも全部1人で…


火神以上の守備範囲とさらにエンペラー・アイ


ホントにえげつない…



今も守備範囲外からの攻撃に対応しゴールへ走る赤司。


高「これを決められたら終わりだ!」


高尾の声が聞こえる中

火神が赤司の前にそして後ろに黒子がいた。


赤司が火神を抜いたと思った


貴『…え』


でも黒子が赤司よりも速く…赤司の行く先にいた。



貴『黒子…いま赤司のこと見てなかったよね」


高「じゃあ何を…」


緑「黒子は今,火神だけを見ていた…

火神の動きを予知したのだよ

そして火神の逆方向に動いた

それによって火神の動きを予知した赤司に追いついた」



観察眼があるのは知っていた

でもそんなことができるなんて考えたこともなかった


そして次の瞬間


黒「うおおおおぉおおお!!」


黒子が赤司のボールを弾いて火神がゴールを決めた。


貴『!』


赤司を破って。

19 - 4→←19 - 2



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.5/10 (32 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
196人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:るる | 作成日時:2020年8月11日 17時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。