16 - 6 ページ38
第3クォーターが開始してすぐ
真ちゃんと赤司の1on1
真ちゃんは何のフェイクも入れずに飛んだ
けど
シュートモーションに入った一瞬の隙を狙いボールを取り点を決めた。
未来を見ることができる赤司の眼
気づけば点差は大きく開いて
点を決めることさえ困難な状況だった。
どうしたらいいのかも分からなかった。
いつも通りが保てないこの状況で
宮「いつまで座ってんだ馬鹿！眼鏡割んぞ！！」
緑.高「ｯｪ」
声をかけたのは3年生だった。
不撓不屈
そう書かれた文字の向こうには
たくさんの仲間たちの声援があった。
大「緑間！高尾！まだ時間はある
最後まで諦めるな！！」
「 勝ちにいくぞ 」
そう言って戻っていく先輩達を見ていて思った。
心から強く
"負けたくない"
こんなにも強く思ったことはないだろう。
途中で投げ出して諦めることほど辛いことは無い
私が1番よく知っている。
高「…
なぁ真ちゃん
宮地さんてほんと怖かったよなぁ…練習中」
緑「…そうだな」
高「大坪さんも真面目で厳しい人だったし
ただでさえキツイ練習に一切手抜きなし
合宿の時死ぬかと思ったし…何度も吐いてさぁ
…あぁでも、木村さんの差し入れのスイカはまじで美味かったなぁ」
緑「…そうだな」
高「思い返せば返すほど…
ほんっとつくづく，あの人達ともっとバスケ…やっててぇなぁ」
緑「……そうだな」
貴『……！！』
ふと見た彼らは
立ち上がり1歩を踏み出していた。
どこかスッキリしたような
覚悟したような…そんな表情だった。
緑「行くぞ、高尾」
高「おうよ！」
緑「とっておきを…みせてやる！」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 220人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
るる(プロフ) - 花束を抱えてさん» 温かいコメントとても励みになります！少しずつにはなりますが、これからも更新頑張ります！ (2020年6月21日 8時) (
レス) id: c0c24767cc (このIDを非表示/違反報告)
花束を抱えて(プロフ) - 秀徳に合わせた原作沿いの作品でとても面白いです！！更新楽しみにしています！！応援していますよ(*´∇｀*) (2020年6月20日 22時) (レス) id: 04dac8455e (このIDを非表示/違反報告)
るる(プロフ) - anii1202さん» ありがとうございます！頑張ります！！ (2020年5月15日 22時) (レス) id: 0adac37250 (このIDを非表示/違反報告)
anii1202(プロフ) - 更新楽しみに待ってます。 (2020年5月10日 0時) (レス) id: 643105c71c (このIDを非表示/違反報告)
るる(プロフ) - すずなさん» ありがとうございます！これからも頑張りますのでよろしくお願いします！ (2020年5月9日 22時) (レス) id: 0adac37250 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：るる | 作成日時：2020年4月6日 14時
