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貴『高尾ー,何してんのー?』


高「んー?おかいものー」



夜,風にあたろうと外を歩いていると

ビニール袋を持った高尾に会いそのまま一緒に歩くことにした。




高「Aちゃんこそ何してんのー?」


貴『ちょっと風にあたりに来た』


高「へぇー…

♪〜♪♪〜」



しばらく歩くと高尾が鼻歌を歌い出し

突然のことに笑ってしまった。



貴『なに鼻歌とか…ウケる』


高「いやー、そーいう気分なんだよねー」


「ウォ!!!」


貴.高『「ん?」』




突然聞こえた踏ん張るような声にそちらを向くと

火神がゴールに向かってジャンプをしていた。


勢いで高尾に頭を押さえつけられ

そのまま草陰に隠れるようになった。


火神が手先を打ち付けたゴールを見ると

リングを余裕で越えた手先の後が残っていた。



相「疲れてるし今はそんなもんね

じゃあ今度は逆で飛んでみて」


高「(逆?)」


貴『(もしかして…)』



そう思って眺めていると

高尾のポケットから小銭が一銭落ちた。



貴『ちょ,なにしてんの』コソッ


高「わりーわりー((相「あぁ!馬鹿!!強く叩きすぎよ!!」



小銭を拾おうと手を伸ばすと

火神に叩かれたゴールがこちら側に倒れてきていた



貴『え』


高「ちょ…ッッ」



避けるためか高尾にいきなり飛びつかれ

目を開けると目の前には私の下敷きになるようにして

高尾がそこにいた。



高「あっぶね…Aちゃん怪我してねぇ?」


貴『あ…うん,大丈夫。ていうか,ちょっと…』



そう言って高尾から離れ倒れたゴールへ向かうと

先程よりも遥か上に火神の掌の後があった。



貴『(やっぱり…逆は踏み切る足のこと

火神の利き足は左じゃなくて右)』



隣を見ると,高尾も逆の意味が分かったようで

目が合うと2人して頷いた。


空中戦が彼が唯一彼らと渡り合える場所。

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るる(プロフ) - 花束を抱えてさん» 温かいコメントとても励みになります!少しずつにはなりますが、これからも更新頑張ります! (2020年6月21日 8時) (レス) id: c0c24767cc (このIDを非表示/違反報告)
花束を抱えて(プロフ) - 秀徳に合わせた原作沿いの作品でとても面白いです!!更新楽しみにしています!!応援していますよ(*´∇`*) (2020年6月20日 22時) (レス) id: 04dac8455e (このIDを非表示/違反報告)
るる(プロフ) - anii1202さん» ありがとうございます!頑張ります!! (2020年5月15日 22時) (レス) id: 0adac37250 (このIDを非表示/違反報告)
anii1202(プロフ) - 更新楽しみに待ってます。 (2020年5月10日 0時) (レス) id: 643105c71c (このIDを非表示/違反報告)
るる(プロフ) - すずなさん» ありがとうございます!これからも頑張りますのでよろしくお願いします! (2020年5月9日 22時) (レス) id: 0adac37250 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:るる | 作成日時:2020年4月6日 14時

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