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藤原side。




「テンション上がる話をしながらやらねーか?」


「テンションねぇ、、、」





「そういえば諸伏ちゃん、さっき見てた女の子、何かあったんじゃねーの?」


「え?」




女の子、、、ああ、あの三つ編みの、、、。




「確かに、、、、街で見かけただけであの反応はおかしいだろ?」


「あ、ああ、あの子、、、子供の頃よく遊んでた女の子にそっくりで、、、まあその子は病気で亡くなったんだけど、気になる事が、、、」



「幼なじみって事は僕もその女の子に会った事があるのか?」




「ああ、そっか、君達長い仲なのか」

僕がそう呟けばゼロから「ああ」と返ってきた。




「いや、長野にいた頃だから、、、」


だが降谷は会った事がないらしい。




「面白そうじゃねぇか!」


「話してみろよその話!」


「何でも聞くよォ!」



松田、班長、萩原がそう笑う。



「じ、実は、、、」



話し始めるかと思えば、諸伏はバイクショップで見せた、怯えるような表情をした。



「あ、でも、、全然面白い話じゃないから、、、」



、、、、、、。




「あーもう!止めだ止め!!」


ぇ"。



「え?」



「諸伏が自分から言い出すまで待ってくれってゼロが言うから、遠慮してたけど、やってらんねーぜ!!」



「お前、自分の親父と母ちゃんを殺した犯人を捜してんだろ!?」


「ええっ!?」



どストレートだなぁ、、、、、。



「んで、さっきの捜索願の女の子が、その事件と関係がありそうでモヤってる、違うか!?」



「そ、そう、、、そうなんだけど、ダメだ!!」




「これはオレが解決しなきゃならない事件、、、もう誰も巻き込みたくないんだ、、、また誰かが死んだりしたら、、、っ」







「「「死なねぇよ!!!」」」








「あは、多分そう簡単には死なないよ」


「これまで散々」


「ヤベェ橋渡ってきたけど」


「6人いれば」


「何とかなったっしょ?」








「だから話しちまいなよヒロの旦那。悪いようにはしねぇからよォ」



「、、、、、、」




これで大丈夫かな。




「ぷっ、"悪いようにはしない"って、悪者の台詞だよね?」



「確かに」


「よく悪代官とかがいうなぁ」


「陣平ちゃん根が悪だから♡」


「ハハ、それでいいのか警察官志望」


「うるせぇよ!」




「、、、、、わかった!話すよ」



「今から15年前、オレの中の時計の針を凍りつかせた」








「あの鉄の匂いが立ち篭める、恐怖の夜を」

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co2(プロフ) - お餅さん» ありがとうございます!単行本を上下どちらも買えたので、これからバンバン更新していければと思ってます!これからも是非見てやって下さい! (2022年3月24日 0時) (レス) id: e612efdaae (このIDを非表示/違反報告)
お餅(プロフ) - 面白い!更新待ってます。 (2022年3月23日 23時) (レス) @page12 id: 28886abf9c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:co2 | 作成日時:2022年3月20日 18時

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