あの子との出会い ページ2
彩〜
私にとってあの子との出会いは、最悪でした
私は体が生まれつき心臓が悪かった
けど体力やせめて少しでも運動ができるようになるため
4、5才の時からバレエを習い始めた
楽しくて楽しくてしょうがなかった
友達も初めてできて、みんな優しくて、
それにすごく活発って子は、いなくてみんな物静かな子がほとんどだった
私は、初めてできた友達だったから私ぐらいの年の子はみんな物静かなんだろうと思い込んでいた
けどあの子は、違った
私がバレエにやっと慣れてきたというところで入ってきた
第一印象は、とても綺麗な子だなと思った
手足が、長くて少し顔は丸いけど睫毛が長くて笑うともっとかわいく見える、黒髪の長い女の子で、同じ年には見えなかった
その子は、見学だけしにきたという
私は、とても緊張した。
初めて知らない人に見られるから
けどその子は、満面の笑みでじっとこっちを見ていた
稽古が始まった
小さい子は、まずストレッチを先生と一緒に最初にする
私は、この時間がとても好きだった。
だってそのクラスの中では、私が一番柔らかかったんだもの
「はーい!開脚ー!」
私は、自信満々で開脚をして、あの子の方を見た
こんな風なことをするんだよと教えてあげたいと思って
けどそれはしなくてよかった
もう、あの子が不思議な顔をしながら椅子から降りて足を広げていた。
それも180°横開脚していた
「わあ!千尋ちゃんすごいわね!」
その言葉は、いつも私にかけられているものだった
「じゃあ、前後開脚できるかな?」
コクりとうなずきすぐに行動にうつした
「わあ!!すごいすごい」
それは、特別柔らかい子ぐらいしかできないことで
私やクラスのみんなは、まだできないものだった
その行動に私は、心底驚き
心底憎んでしまった
その後もその子は、私ができない、ストレッチの動作をどんどんやっていってしまった
さすがに習っているわけでは、ないため。バーレッスンはできなかったけど
私は、自分のプライドがズタズタにされたような思いでいた
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tulip - 律/陽@マイペースさん» そうなんですよ。まちがえちゃって消しかたわからなくて。さっき見たら消えてたのかな?なかったんで消してくれたのかな?すみません!ありかとうございます。 (2020年3月12日 20時) (レス) id: b132c16b8f (このIDを非表示/違反報告)
律/陽@マイペース(プロフ) - 同じ作品が2個ありますよ (2020年3月12日 18時) (レス) id: 0b0a7bb781 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:tulip | 作成日時:2020年3月12日 17時